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製品導入事例/バックナンバー

これまでの導入実績

第102回 千里山不動産株式会社 代表取締役 才本聖一 様

第102回は、大阪府吹田市の「千里山不動産株式会社」様です。

吹田市や豊中市は、大阪のベッドタウンとして知られるエリアです。市内には、関西地方の東西南北へアクセスできる鉄道・道路が走っており、さらに、日本の東西南北へアクセスできる新大阪駅・大阪国際空港(伊丹空港)も、すぐそばにあります。交通至便な土地柄から、昔から人気の高い地域です。千里山不動産様は、約4年前に生まれた若い会社様です。吹田で育ち、吹田で暮らし、吹田で働く才本社長に、会社を立ち上げたご苦労や喜びなどもお伺いしました。

  • 千里山不動産株式会社 才本聖一 様

公式サイト http://www.senriyama-f.com/
所在地 北大阪急行線「緑地公園」駅より徒歩約7分
阪急線「千里山」駅より徒歩約8分
地図はこちら
取材日 2014年10月28日

地域について ~経営者や芸能人も多い高級住宅街。若い世代にも人気上昇中~

  • 手がけておられるエリアについて教えてください。

    吹田市と豊中市が中心です。特に、北大阪急行沿線が多いですね。エリアの特徴を挙げるとすれば、地域の中に、高級住宅街が点在していること。その辺りは、会社を経営しておられる方や芸能界で働く方のお住まいも多く、見るからに立派な豪邸が建ち並んでいます。エリア全域がそのような場所というわけではないのですが、高級住宅街のおかげで、「治安が良くて落ち着いた街」というイメージがあるようですね。また、人気の学区も多く、学区から住まいを選ばれる方も増えています。最近は、阪急「千里山」駅の東側が整備事業の真っ最中で、キレイなマンションがどんどん建っています。この近辺は、若いご家族にも人気が高く、値段がどんどん上がってきていますね。

  • 才本社長もこの地域で暮らしておられるのですか?

    そうなんです。私は吹田市育ちで、今も吹田市の千里山で暮らしています。千里山で暮らすようになったのは、中学生のときから。妻は中学校の同級生で、彼女は小学校から千里山で暮らしていました。私たちは結婚後も千里山で暮らし、子ども2人は私たちの出身校に通いました。そうして、今は千里山に会社を構えて、千里山周辺の物件を紹介しているわけです。まさに千里山に密着した人生ですね(笑)。これだけ長い時間を一緒に過ごしている地域ですから、もちろん愛着がありますし、商売のことは抜きにしても、心から良い街だと思っています。

  • 阪急「千里山」駅の東側。
    道路が整備され、
    新しいマンションが建設されている

会社について ~建設業界人から不動産業界人に転身~

  • 「千里山不動産」を立ち上げる前は、どんなお仕事をされていたのですか?

    この会社を始めるまでは、建設業界で働いていました。建物をつくる人だったんです。「建物をつくる」といっても、いろいろな仕事がありますが、私が携わっていたのは設備関係の仕事。給排水衛生設備、空調設備、換気設備、消火設備など…。人間に例えるなら、血管のような部分を設計したり整備したりしていました。だから、施工管理や工事に関する資格はたくさんもっていますし、設備に関する知識には自信があります! それから、いろいろな転機があって、自分の会社を立ち上げることになりました。千里山不動産の創業は平成22年。今から約4年前ですね。以来、妻と二人で仕事をしています。 

  • 初めての不動産業で、苦労はされませんでしたか?

    もちろん、苦労はしました。建設業と不動産業は、どちらも建物をあつかう業種ですが、仕事内容はまったく異なります。地場の不動産会社に勤務した経験もありましたが、やはり最初は分からないことも多かったです。幸い、学生時代の先輩で不動産業をしておられる方がいたので、何かあればその方に質問させていただきました。そのようにして、仕事をしながら必死で勉強を続けて、現在に至ります。何度か失敗もしましたが、失敗も貴重な経験ですから、苦い思いをした分だけは、少なくとも成長できたかと考えています。 

  • 不動産業を始めて、嬉しかったことは何ですか?

    お客様と直接お話できることが嬉しかったですね。建設業をしていたときは、お客様とお会いする機会なんてありませんでした。関連会社さんから仕事をいただいて、仕事を仕上げて、関連会社さんに「ご苦労さま」と言っていただいて終わり。仕事内容も「きちんとできて当たり前」というタイプのものでしたから、ことさら感謝されるようなこともありませんでした。もちろん、それを不満に思ったことはなく、誇りをもって仕事をしていましたが、転職してお客様からお礼の言葉をいただいたときは、ちょっと感動しましたね。「ありがとう」「うれしい」「頼んで良かった」と直接言っていただくと、「もしかして、良い仕事ができたのかな?」という気持ちになって、すごく嬉しくなるし、やる気も出るんですね。当たり前のことかもしれませんが、私にとっては初めての経験でしたから、喜びもひとしおでした。

  • 阪急「千里山」駅近くの広場。
    ここから西へ進むと、高級住宅街へ至る

お客様について ~リセール事情や子育て事情が気になる人も。どんな不安にも全力対応~

  • お客様はどのような方が多いですか?

    30代~40代のご家族が中心ですね。ちょっと高級なエリアも手がけていますので、その分、平均年齢は少し高いかもしれません。ただ、前述の通り、阪急「千里山」駅の周辺の整備事業で、新しいマンションも増えていますから、今後は若いお客様も増えるかと思います

  • お客様はどんなことを気になさっていますか?

    最近は、リセールバリューを気になさる方が増えてきていますね。買おうとしている土地・物件は、遠い将来、誰かに売れるぐらいの価値があるのか。もしくは、転勤などで住めなくなったとき、賃貸として活用できる価値があるのか、など。不動産はライフプランに関わる大きなお買い物ですから、後々のことまで考えて計画を練るのは良いことだと思います。ご相談いただければ、地域、不動産、建築に関する私の知識をフル活用してお応えするようにしています。また、ご希望があれば、ファイナンシャル・プランナーさんなども紹介させていただいています。このほか、小さなお子様をお持ちの奥様から、「この学校の雰囲気はどうですか?」「あの学校のPTAはどんな感じですか?」と聞かれることもあります。そんなときは、妻に対応してもらっています。彼女は、この地域の学校に通い、この地域の学校にわが子を通わせ、学校のPTA副会長も務めた人ですからね。地域の子育て事情に詳しい妻の存在は、とても頼もしいです。お客様と妻が女性同士でわいわい盛り上がっているのを見ると、かやの外にいるように感じるときもありますが(笑)。

  • 商談スペースの横にキッズスペースが。
    目の届く範囲で子どもを遊ばせることができる

モットーについて ~メリットもデメリットも全て伝える!お客様対応は誠実&オープンに~

  • お仕事をなさる上で、心がけておられることは何ですか?

    何でもオープンにすること。私が知っていることは、全てお客様にお伝えするように努めています。不動産は安いお買い物ではありませんから、メリットはもちろんのこと、デメリットもしっかりお知らせしないと。たとえば、「この部屋はエアコンが設置できませんから気をつけてください」とか「給排水設備が少し古くなっています」とか…。設備関係の注意点は、得意分野なので、つい力が入りますね(笑)。このほか、上手な住宅ローンの組み方など、弊社には直接利益にならないようなことも、できるだけお伝えするようにしています。このようなことをする理由は、お客様のため、ひいては弊社のためになるからです。…が、単に「知らなかった!」「教えてもらって助かった!」と喜んでいただくのが嬉しいからでもあります(笑)。 

  • 意外と入手が難しい?自治会区域図。
    お客様としては、引っ越し前にチェックしたい資料

@dreamについて ~高くて購入を躊躇したけど、高いだけはある機能&サポート~

  • @dreamを導入したきっかけについて教えてください。

    最初は、他社さんのソフトを導入していたんです。それは、とにかく安いことが魅力のソフトでした。ところが、安いだけあって使い勝手が良いとは言えず、ただでさえPCが苦手な私には、とても使いこなせませんでした…。そこで、以前に使用した事のある@dreamを検討することにしたんです。最初に導入した安いソフトと比べると、ずいぶん高額でしたから、かなり迷いました。でも、安いソフトで痛い目にあっていたので、思いきって購入しました。 

  • @dreamを導入して、最初の印象はいかがでしたか?

    他のユーザーさんもそうだと思いますが、最初に全ての物件情報を入力するのが大変でした。最初の3カ月は、システムに慣れていないこともあって、目が回りそうでした。もちろん今は使えるようになりましたし、ホームページの体裁も整いましたけどね。…でも、実は、まだ使いきれていない未知の機能がたくさんあるんですよ(笑)。「マニアックなソフトだなぁ」と感心しながら、「もっとうまく使いこなしたいなぁ」とも思っています。@dreamの利点は、顧客、物件、メールの管理能力に優れていることだと感じています。キレイなホームページを作るソフトは多いと思いますが、ここまで実務的な機能が充実したソフトは少ないのではないでしょうか。高い買い物でしたが、「高いだけはある!」と、納得しています。 

  • ホームページで工夫をしておられる点はどこですか?

    工夫をしている点、と言うよりも、工夫したい点なのですが…。ホームページを作るときは、女性の視点を意識しています。現在、ホームページを通してお問い合わせをくださる方は、圧倒的に女性が多いんです。だから、女性に安心していただけるような雰囲気にしたいんですね。温かい色合いにしたり、イラストやアイコンを多用したり、文字を少なめにしたり…。今はまだ、努力をしている最中ですね。良い案があれば、サポーターさんにもアドバイスをお願いしたいです。 

  • サポーターの対応について、ご意見をお聞かせください。

    サポーターさんには、とても丁寧に対応していただいていますよ。現在、@dream操作における私のモットーは、「分からなくなったらさわらない」。とにかくPCが苦手なもので、自分であれこれ試行錯誤しても、時間がかかる割に解決しないことが多いんですよ。だから、「あれ?」と思ったら即電話(笑)。そんな状態ですが、サポーターさんは、いつも親切に助けてくださいます。@dreamのサポーターさんは、温かい方が多いと思います。実は、会社を立ち上げて間もない頃、売り上げが伸びない不安を、サポーターさんに語ってしまったことがあるんです。そのときも、親身になって話を聞いてくださり、同じような境遇のユーザーさんの話や、他のユーザーさんの成功話などを教えてくださいました。その電話でとても励まされ、勇気が出たことを覚えています。いつも私たちを気づかってくださって、ありがたいです。 

  • 極力文字を少なくして、
    シンプルで分かりやすいページをめざしている

  • ブログは固くなりすぎないことが目標。
    「日常の出来事やゴルフの話題が多いかも」

今後の目標について ~お客様とのつながり、業者さんとのつながりを大切にしたい~

  • ホームページにおける今後の目標は何ですか?

    ずっと同じページだと古くなってしまいますから、デザインも内容も、定期的に変えていくべきだと思っています。最近はインターネットに精通しているお客様も多いので、技術の進化・流行の変化には、しっかりついていかないと。とは言え、なかなかそこまで手が回らないんですが…(笑)。また、直近の課題として挙げているのは、上手にメールを書くこと。「電話よりメールがいい」とおっしゃるお客様も多いので、連絡手段としてよくメールを活用するのですが、書き方が難しくて。丁寧すぎる文章は冷たく思われないか、くだけた文章だと失礼ではないか、長い文章はうっとうしいのではないか、短い文章は手抜きだと思われないか…など。悩みだすときりがないです。こちらは、回数を重ねて、文章の技術を上げることが大事だと思っています。 

  • ホームページ以外で、今後力を入れていきたいことは何ですか?

    力を入れたいことはたくさんありますが、その中の一つは、横のつながりを強化すること。現在は、同業者の方をはじめ、大手不動産会社さん、ハウスメーカーさん、リフォーム会社さん、ファイナンシャル・プランナーさんなど、多くの業者さんと提携をさせていただいています。今後も、提携という形を取らなくても、さまざまな方や業者さんとつながりが持てたら良いな、と思っています。そうすれば、いろいろと勉強させていただけるし、お客様のご要望にも多角的に応えられるようになると思っています。加えて、これは目標と言うよりも夢ですが、自分で土地を買って、家を建てて、それを売ることにも憧れています。建設業界で働いていたときも感じていたのですが、何もなかったところに建物ができていく様子を見ると、わくわくするんです。良い家を建てる喜びと、お客様に喜んでいただける喜びを、同時に味わうことができたら幸せですね。 

  • 明るいうちに物件の写真を撮り、
    夕方からは情報入力やメール対応に集中

会社名 千里山不動産株式会社
住所 〒565-0851
大阪府吹田市千里山西4-30-8 ヴェルタ千里山102
TEL 06-6369-7025
FAX 06-6369-7026
お問合せ先 info@senriyama-f.com
公式サイト http://www.senriyama-f.com/

インタビューを終えて

未知の業界で起業をされて、約4年。いろいろなご苦労を経験されたと想像しますが、「苦労しましたよ~」と笑っておっしゃる才本社長からは、ネガティブな印象が感じられません。冗談を交えてお話しされるご様子は親しみやすく、一方で確かな知識と経験も感じられ、お客様に「相談したい」と思わせる力をお持ちだと感じました。また、一緒にお仕事をなさっている奥様も、温かい笑顔が素敵な方で、事務所はアットホームな雰囲気にあふれています。これから、たくさんのお客様に愛されて、着実に業績を伸ばしていかれる将来が想像できました。 

(取材・執筆 株式会社 物語ライティング)