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これまでの導入実績

第117回 株式会社杜丸不動産 代表 森田尚宏 様

第117回は、2006年(平成18年)に前身となる住宅総合コンサル会社を設立し、2010年(平成22年)に不動産業に特化した「杜丸不動産」様をご紹介します。

現在、群馬県高崎市の北西部を中心に、「田舎の不動産屋さん」として不動産に関するあらゆる相談を受けています。代表の森田様は、地元生まれの地元育ちで、自分の大好きな街にいろんな人が住んでほしいと、日々の仕事に打ち込まれています。そのスタイルや想いが評価され、@dream 導入2年後にして「2016年@dream Bestエピソード賞」を受賞されました。今回、森田様には、あえて「田舎」で事業展開する理由や、意欲的な情報発信、働き方など、さまざまにうかがいました。

  • 杜丸不動産代表の
    森田尚宏様

公式サイト http://www.morimaru.jp/
所在地 車でJR高崎駅から30分
前橋ICから15分
地図はこちら
取材日 2017年5月10日

「田舎の不動産屋さん」として ~生まれ育った大好きな街で営業~

  • 営業エリアについて教えてください。

    群馬県高崎市の北西部で、旧群馬町・箕郷町・北群馬郡榛東村とその周辺となります。「旧群馬町」とは、平成合併の際に高崎市と合併し、今は住所としてはなくなりましたが、地元の方々が呼ぶところの「群馬町」に当たります。南は高崎市の中心市街地から北に6キロ程度離れたところにあるイオンモールの周辺地域、東は前橋市に隣接しており車でアクセスしやすく、しかも地価が安いので、昭和40年代から人口は増え、現在、約7万3千世帯が住んでいます。といっても、北部の方ではまだまだ田園風景が広がり、ときには「クマ出没注意」の看板を発見してしまうほどの田舎です。

  • 主な業務内容は?

    周辺には、不動産屋が都会のように多くはありません。だから、私たちは「田舎の不動産屋さん」として、賃貸仲介、売買仲介、自社での買取り、販売、アパート管理、リフォームなど、頼まれれば何でもやっています。売買は500万円前後、賃貸は5万円程度の物件が人気です。田舎では珍しいのですが、特に賃貸仲介が多いですね。お客様には、結婚前後のカップルや1人暮らしをはじめるシングルなど若い方がたくさんおられます。地域には、学校も十分にあり、物価も安いので、子育て世代の方にはとても住み良いです。ちなみに2015年、群馬町には地域外から500人が移り住みましたが、その内の約2割の方は弊社がお手伝いした方々なんです。

  • 御社の“売り”とするポイントとは?

    私自身が地元生まれの地元育ちで、この地域を知り尽くしているのが強みです。外で暮らした経験のないほどこの街が大好きで、人生44年かけて身に付けたことをお客様に役立てています。そして、「田舎なのに物件情報満載!」をキャッチコピーとし、1000件以上の物件情報をそろえて、市街地の会社では扱っていないレア情報を提供しています。大手不動産会社の不動産情報も多く扱っています。また、土地をお探しの方には、必要であれば新築時に信頼できる地元優良住宅会社をご紹介したりと、自社のエリアでの住まいに関するどんなご相談にものっています。

  • 畑が広がる高崎市北部の風景。
    土地はまだまだ十分にある。

  • クマの出没を警告する看板。
    自衛隊の駐屯地にほど近い
    榛東村の畑にて。

@dream導入までの道のり ~“縁”を感じた金丸社長の本 ~

  • @dreamを導入されたきっかけは?

    現在店長を任せている水落が、パートとして働きはじめてから2年くらいたったころ、今から3年ほど前のことです。ウェブデザインに関しての学校を出ていた彼女が、インターネット不動産について知りたいからと、キヤノンシステムアンドサポートのセミナーを受講したいと言うので行かせたのです。後ほど、私に彼女が熱く語ったインターネット不動産の話は、私が開業当初に読み漁った本の中で唯一印象に残った一冊『広告禁止 ネット進化論』の内容でした。この出会いを「縁」と感じたのも確かです。開業当時は資金不足を理由に導入はかないませんでしたが、検討ののち、このセミナー受講から約1年後には導入を決めました。

  • @dreamのどこに魅力を感じたのですか?

    不動産業を始めて以降、賃貸、売買、仲介の情報が数百件に膨らみ、紙ベースのアナログ的な情報管理が難しくなっていました。お客様の突然の問い合わせに、瞬時に対応できないのです。どうにかならないかと、不動産の物件管理、追客、その他の機能を併せ持つツールを探し求めていたとき、これまでの悩みを一気に解決できると思えたのが@dreamだったのです。使ってみて、まさにその通りでした。 機能面にも増して、金丸社長の考え方にそのものに惹かれています。導入後のセミナーでの金丸社長の講演は、今も録音データとして趣味のランニング中に聴いているほど心に響くものばかりです。

  • 畑に囲まれた、高崎市金古町の住宅街。
    家の前にも、国道や県道に
    つながる道路が伸びる。

  • 高崎市の南北を貫く三国街道。
    杜丸不動産へは、高崎駅から
    この街道を北に車で30分。

ホームページを進化させる ~地域に根付いたホームページに~

  • ホームページは、@dreamのフォーマットではありませんね。

    @dreamのひな型は非常に良かったのですが、それを基に、お客様にとってより見やすいデザインに変えたいと思いました。@dreamのユーザーの集まりの参加し、いろんな方の発表を聞いたりしているうちに自社での考え方も固まってきました。これからのホームページは、見やすさや使いやすさ、時代にあっているかどうかを考え、PCとスマホで同じものが見られるレスポンシブデザインを取り入れつつ、動線をいちばんに考えたものにしていこうと。そこで、店長を中心に構成を練り直し、文字のフォントやアイコンなど細かいデザインにもこだわりながら、ユニークかつお客様目線でのコンテンツづくりにも注力しました。実質的なコーディング作業はホームページ専門の制作会社に依頼しましたが、通常業務の合間を使い1年かけて自分たちで現在の形にしました。 見やすいレイアウトとなり、物件を探す人にとって役立つ情報が盛り込めていると思います。また、レスポンシブにしたことでホームページの編集作業も効率化することができました。今後も、街情報や不動産を買う人のための基礎知識など、さらにコンテンツを増やしていきたいです。

  • 記事は読んで楽しく、内容も工夫されています。

    リニューアル後のホームページは、お客様に好評のようです。先日は、まったく面識のない方からツイッターで「ここの不動産屋さんのページがユニークで面白い」と引用リツイート、つまり情報拡散してくださっていました。「ホームページが見やすくて土地の情報もわかりやすい」と県外の方からお言葉を頂くことも多くなりました。@dreamの勉強会でさまざまなユーザーさんの取り組みを知るうちにこのような内容が生み出せたと思っています。今後もホームページを見ただけで会社のカラーや雰囲気が伝わりつつ、お客様が信頼感や満足感を得られるような内容づくりをしていきたいです。 インターネットの世界は、内容しだいで、小さい会社、個人でも、大企業と十分に渡り合えます。時代の先を見越した新たな挑戦をすることを恐れず、「あっ、これはやったほうがいいんじゃないか」と思うことは、どんどん実行していこうと思っています。

  • 楽しくて、動線の整理された
    トップページ。
    トピックの表示が分かりやすい。

  • トップページは、ほかに、
    群馬人が誇る 「上毛かるた」や、
    杜丸不動産の公式LINE@を
    紹介する画面に切り替わる。

LINE@をフル活用 ~お客様に負担をかけない体制を構築~

  • LINE@をうまく活用されていますね。

    お客様のメールの返信率が悪く試行錯誤していた時、以前から気になっていたLINE@のセミナーに出させて頂く機会がありました。スタッフとの話し合いでも「実際使っているのはLINEだよね」という合意もあり、リアルなコミュニケーションツールとしてのLINEは取り入れるべきだろうとすぐに活用し始めました。 初めはまったく反応がありませんでしたが、半年ほどして成果が上がってきました。今では420人ほどのお客様とやり取りしており、メールよりも多いほどです。ちなみにお客様の登録数は群馬県内の中小の不動産屋の中では一番多いのではと自負しております。LINE@導入とホームページリニューアル後、格段にお問い合わせが増えています。

  • LINE@は、どんなメリットがあるでしょうか?

    LINEは1対1のコミュニケーションツールですが、LINE@は、お客様対企業となります。弊社でいえば、一人のお客様に対して、スタッフ4人でコミュニケーションが取れます。例えば、私が返信できないときは、他のスタッフが対応できます。 そして、こちらからお客様に要件を打って送信すれば、お客様はすぐに確認されます。何か用事があれば、お客様から連絡してくれます。だからご都合をうかがっていないお客様には電話することを禁止しています。そもそも、営業のツールとしては考えていなかったのですが、結果的にお客様からは支持されているようです。お客様の使いやすさを考えた結果、LINE@によってご負担をかけず、またスタッフが働きやすい体制をつくることができたことは、私たちにとってとても大きなことです。私の想い、スタッフの使い勝手、お客様のニーズ、すべてが合致し、今の時代に即したツールこそがLINE@だったのです。今後、LINE@を使用されているお客様が、家を建てたいなど新たなご相談をされたいと思われたときも、メールより気軽にこちらへアクセスされるでしょう。

  • 巨大なショッピングーモールの
    イオン高崎店。
    広場では、祭りの日に、
    森田社長が所属する
    地元商工会の地域イベントも行われる。

楽しい不動産屋として ~スタッフもお客様も笑顔になる仕事を~

  • スタッフに望まれることとは?

    弊社は、私以外、3人の女性スタッフが営業しています。子育て真っ最中の大変な時期にありながら、限られた時間をやりくりし、創意工夫して業務に励んでくれています。スタッフには、慌てないで、時間をきっちりかけた接客と営業を行い、就業時間内で仕事をして無駄な残業をしないことを徹底する、そして何より楽しく働くように言っています。 前職での苦い経験から、スタッフにしとくにノルマを課していません。かつて私は、「ノルマ何本」とお客様を本数で数えるような猛烈な営業をしてきました。しかし、がむしゃらに働いたにもかかわらず、結局会社はなくなってしまい、お客様に満足を与えることはできず、自分自身も傷つきました。だからこそ、スタッフには、企業人であるときより、家庭人のときを大切にしてもらいたいと思うのです。私生活も充実させつつ、職場で楽しく仕事をすれば、お客様も楽しいと思われ、たくさん来られるようになるはずですし、現にそうなっています。今、3名とも私からの指示や強制はなく、自分たちの意思でライフスタイルを保ちながら営業しています。私たちは結束した1つのチームであり、このような営業ができるのは、やはり@dreamの存在が大前提にありますね。

  • 今後の課題とは?

    地元の商工会に入会し、街を盛り上げる行事にも参加するようになり、一生をともにする地元の仲間もできました。この地域に対する想いは、さらに深まっています。私は、もっとたくさんの人に心躍るような部屋探しや家探しをしてもらって、この大好きな街に住んでほしいと考えています。お客様とは、近しい隣人としてもお付き合いすることになるでしょう。 10年20年後、お客様のお子さんが、またこの街に住みたいと、弊社を訪れていただければ最高ですよね。自分もスタッフも、そしてお住まいになった客様も、みんなで笑顔になるような仕事がしたいです。不動産業は、私の天職なのだと思います。

  • お客様を迎えるカウンター。
    テーブル上には、写真入りで
    手書きの スタッフ紹介があり、
    アットホームな雰囲気が伝わる。

会社名 株式会社杜丸不動産
住所 370-3511
群馬県高崎市金古町1292-5
TEL 027-388-0961
FAX 027-388-0962
お問合せ先 morimaru@morimaru.jp
公式サイト http://www.morimaru.jp/

インタビューを終えて

「この話、どうだっけ?」と、インタビュー中、森田社長が壁の向こうに問うと、すかさず事務室内からスタッフの答えが返ってきました。とてもチームワークの良い会社です。みんなが各々考え、提案し、実行していく社風とのこと。楽しく働くことで、お客様に楽しく住まいや土地を探していただくことが、森田社長のモットーです。明るい人柄の方ですが、時代を見越した戦略家でもあります。「田舎」にある不動産屋の立場をフルに生かして独自の物件情報を開拓し、ネットやSNSに加えLINE@など新しいツールをどしどし使って情報発信されています。仕事に取り組む原動力は、自分が生まれ育った大好きな街に、いろんな人に住んでほしいという強い想いだそうです。杜丸不動産は、「田舎」に人を呼び、新しい街づくりの軸となる不動産屋さんです。

(取材・執筆  株式会社 物語ライティング)