@dreamはデータベース、ネットワーク、インターネットの3つを使ったシステムがなかった時代に、その効果を最も生かすことが出来るのが不動産業界だと考え、開発されたシステムです。
開発から18年がたち、インターネットのスピードが格段に上がった今、クラウド全盛の時代となり、不動産業界のシステムもほとんどがクラウドに移行しました。システム会社からすると、とても低コストで管理できるため、利益を出すのが容易だからです。しかしクラウドはネットワークとインターネットはカバーできても、データベースをカバーすることは出来ません。そして不動産会社自身にデータを残すシステムは当社だけになりました。
なぜ、当社はローカルデータベースに固執するのか?
それは、そうでなくては結果(収益)が出ないからです。
不動産会社自身にデータを持たすことは、クラウドに比べてシステム会社の負担は格段に重くなります。しかし成果を出す為にはどうしても自社で物件や顧客のデータを持つ必要があり、だからこそ@dreamはクラウド化しないのです。
そもそもインターネット不動産というと、ホームページで集客することを目的として語られることがほとんどですが、新規顧客の獲得はインターネット不動産のほんの一部過ぎず、顧客データベースを構築して過去客からの紹介、リピートの獲得。物件データの蓄積による業務の効率向上。どんどん出てくるSNSなどの新しいサービスへの対応。そして何より不動産会社自身と社員のレベルの向上。それらをすべて含んでインターネット不動産は存在するのです。
今こそ、街の不動産会社が生き残る為には、なんとしてもインターネットで収益を上げ続ける必要があるのに、のほほんと悠長に構えている不動産会社が多すぎます。あなたの会社で今入力している物件は、現在利用しているシステム会社と縁が切れたらどうなるでしょう? 今まで苦労して入力した物件は露と消えてしまうのではないでしょうか?
せっかくにご縁が出来たお客様の情報をきちんと管理して、リピートにつなげる仕組みはありますか? クラウドシステムは情報流出が怖くて顧客情報を持とうとしません。
日本で初めて不動産会社のCRM(顧客関係管理)を作った当社は、きれいなホームページとか、うまくいかなかったらすぐ止められますとか、契約しやすいうたい文句でシステム販売を行ってはいません。
そんな悠長なことを言っていられる状況ではないからです。なんとしても街の不動産会社は今、努力してインターネットから収益を上げなくてはなりません。そのためには苦しくても努力して結果を残す。そんなシステムをいつまでも作り続けるつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
経歴 |
1962年東京都杉並区生まれ。リングアンドリンク株式会社の前身で、父親の経営する社員数1名の金型メーカー有限会社金丸精機製作所に入社。 以後、2,000回を超える講演、執筆、各社顧問及び幹部教育などで活動中。 |
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著書 |
広告禁止!ネット不動産進化論 インターネット不動産経営 勝つための11のセオリー 街の不動産屋さん、“待ち”の経営から抜け出す |
共同研究先 |
長岡技術科学大学 千歳科学技術大学 早稲田大学理工学部 |
セミナー |
中小企業大学校(第二創業) 全国の不動産協会(インターネット不動産セミナー) |
その他 |
2001年 中小企業創造活動促進法認定 2006年 ベンチャー企業優良製品コンテスト 優秀賞 2009年 第4回渋沢栄一ベンチャードリーム賞 奨励賞 財団法人 埼玉県創造的企業投資育成財団 投資先 |