第2回中四国ブロック勉強会開催報告(2019)

 

9月3日(火) 高松サンポートにて今年2回目の中四国ブロック勉強会が開催されました。
今回は12社12名の方々にご参加いただきました。

 

午前中は、今回のメインテーマ。
【顧客化に欠かせないメール追客にあらためて取り組もう】をテキストに沿って解説。

 

皆さまビジネスメールなどの基本的な知識、マナー等はすでにご存じでしたので、
どのようなメールに返信が来るのか?等、踏み込んだお話しになりました。
ポータルサイトからの興味本位の問合せに対し、不動産会社としてどのような
対応をすべきか?メールは送り続けるべきかなど皆さまお悩みも多いようでした。

 

メルマガも送り続けると配信停止も当然来るわけで、それはファンを減らしていることにならないか?
いろいろなご意見も出ました。内容についても、見直すいい機会になったと思います。

 

午後は、自己紹介から始まりましたが、Googleマイビジネスについて知りたい、
取り組みを始めた、という意見があり、取り上げてディスカッションをしました。

 

いい口コミを集めることはもちろん大事ですが、悪い口コミに対してどう対応していくか。
何社様かの具体的な口コミも取り上げて議論をしました。以前のように、口コミ自体の獲得が
難しいというご意見は少なく、徐々にではありますが、書いてもらえるケースも
増えてきているようです。間違いなく、ネット上での評価に影響を与えるマイビジネスの
口コミは、皆さん最優先で取り組むべき、と共通の認識を改めて持てたと思います。

 

ペイドメディア(費用を払って広告を掲載するメディア)
オウンドメディア(企業自らが管理・運営し、情報を発信するメディア)
アーンドメディア(口コミで獲得した露出や認知)

 

これらをうまく組み合わせて自社をアピールしていくことが大事で、
特にアーンドメディアの影響力は強まっていきます。
その対策の一つとしてMITUCALのご案内も改めてさせて頂きました。

 

そして、ディスカッション後半は、消費税への対策、電子マネー対策についての
話題がでました。PayPayやLINEPay、Origamiをすでに導入された会社もあり、
導入までのフローや期待される効果など、具体的な話ができ大変参考になりました。
皆さまの関心もかなり高かったです。

 

また、平田キャプテンの西京地所様では、Zoomを利用したオンライン重説を
初めて実施する機会があったとの事例もあり、現場で皆さま色々と新たな取り組みに
挑戦されていることも伝わり、中身の濃いディスカッションになったと思います。

 

今回の開催で中四国ブロックも一先ず、勉強会は終了となります。
最後に、4年間にわたりキャプテンを務めて頂きました平田専務にご挨拶を頂き、
充実感に包まれて終了しました。

 

アンケートには、今回の形での勉強会終了に惜しむ声もありましたが、
来年もまた形を変えて続いていきますので、今後とも参加をお願いしたいと思います。

 

 

 

懇親会も大変盛り上がりました!

 

お忙しい中ご参加いただいた皆さま ありがとうございました。
次は年末ドリームデイにてお会いできることを楽しみにしています!

 

【参加いただいた皆さま】
中四国ブロックキャプテン 西京地所株式会社 平田 稔様

ライブエステート  
株式会社 旭町3丁目不動産  
株式会社シエルホーム  
株式会社 日乃出土地  
株式会社広島リビングセンター  
有限会社 アイエステート  
有限会社アルファーランド  
株式会社 おおたか不動産  
はぐみ不動産合同会社 
株式会社 たくみ  
株式会社 鳴門賃貸ハウス 
株式会社コメンドオオモリ 

 

 

 

 

接客管理を使ってメール追客のバリエーションを増やす

 

顧客カルテの登録をする時、職業や理由、来店、ランクといった分類項目を
分かる範囲で入力すると思いますが、項目にない情報はどうされていますか?

 

LINEで友だち、○○さんからの紹介客、会員登録済み・・・などなど、
メモ欄に頻繁に入れる情報や分類があれば、接客管理を使うのが便利です。
今回は第2回ブロック勉強会でもお伝えしている接客管理についてご紹介します。

 

 

接客管理とは

 

顧客の「特色」のようなもので、自由に項目を作ってチェックを入れることで、
顧客の情報に「特定の属性」を持たせることができる管理機能です。

 

顧客カルテ>希望条件登録タブの並びにある「接客管理」

 

あらかじめ分類したい項目を作っておけば、チェックするだけで登録できます。

 

メモ欄は自由に入力できますが、情報が多くなると見づらい場合もありますし、
内容で検索しようとしても、入力した文字列が違っていれば抽出されません。

 

顧客固有の情報ややりとりの概要などをメモ欄、分類できる項目や属性は
接客管理でチェックと、管理したい情報によって使い分けるのがお勧めです。

 

メインメニュー>ツール>環境設定>顧客情報設定で追加・編集

 

 

 

接客管理の活用例

 

接客管理でチェックした項目は、検索で簡単に抽出することができるので、
金額(賃料)や学区といった物件の条件以外で送るメール追客に活用できます。

 

 

たとえば「Facebook友だち」には特典として通常より半日早く新着メールを送るとか。

 

 

「NOT検索」で動的アカウント発行してない顧客を抽出して案内のメールを送るなど、
接客管理を活用することで、未成約客へのメール追客のバリエーションが増やます。

 

また成約した後、必要に応じて「自社物」や「紹介客」などの分類をしておけば、
フォローや紹介のお願いなど、成約客へのメールもより充実させられそうです。

 

自社の運用都合で見込み度などによって分けることの多いランクとは別に、
顧客の状況やアクションに紐づいた分類があると、ニーズや関心に寄せたメールが
送りやすいため、開封率や問合せ率アップの可能性にもつながるかもしれません。

 

 

接客管理まとめ

 

接客管理についてご紹介しました。

 

刻々と変わる状況によって頻繁にチェックを付け替える必要がある項目は
不向きかもしれませんし、慣れないうちはうっかりチェックを忘れることも
あるかもしれませんが、メール追客にとても便利な機能だと思います。

 

ターゲット(標的)と違い、顧客を特定の属性で分類することが目的なので、
自社の運用に合わせて、使いやすい項目を作ってぜひ活用してみてください。