11月11日(木)、売買ユーザー様向けのオンライン交流会が開催され、
カメラ・マイクありのZoomで、15社の売買ユーザー様の参加いただきました。
まずは自己紹介と合わせ、各社様の近況や課題をお話いただくところからスタート。
物件集めや売主をどう見つけるかで悩まれている方が多くいらっしゃいました。
出てくる物件の少ない状況がこれからもずっと続くわけではないにしろ、
どこまで戻るかわからないこともあり、物件を預かっていくことが重要です。
10年前と同じホームページ、昔と変わらない「探しています」チラシではダメ。
地域のダントツトップでいかないと選ばれないので、SEO対策やコンテンツを含めた
徹底的なホームページ強化を図ることに力を入れているという会社様や、
お客様の方を向いた対応をしっかりと続け、紹介やリピートにつなげる努力を
している会社様もいらっしゃました。
また査定をしても大手の高値に取られてしまうことも悩みの一つになりますが、
根拠を示した適正価格と高値チャレンジ価格をしっかり出して説明している、
大手に取られても成立するまで追客を続けると乗換えで来ることも結構ある
といった事例も共有されました。最初の査定で専任を取ることだけにこだわらず、
売れなかった客の受け皿になる戦略を考えていくことも大事ではないでしょうか。
客が大手に行くのはある程度は仕方がないが、でもあきらめるわけにはいかない。
チラシをまくと決めたら、少しやって効果がないからやめるとかではダメで、
一定数を超えたらやっと反響が来る、そこまでやり続けるという発言もありました。
ポータル利用状況についても話題が出て、都市部ではSuumo、地方ではathome
といった傾向は見られたものの、10万~30万くらい払っている会社が多いようでした。
ポータルによって反響数や質、SEOなど違いがあるので、物件によりいくつか組み合わせて
使っている方も多く、業物を載せる時は他社に勝つため必要に応じてオプションを使い、
専任はオプションは使わずベーシックな情報だけという載せ方にも話が及びました。
また、今回も口コミの話題が出て、口コミを見ての来店が増えていることや、
大手FCも力を入れ始めているが、中身がなかったりほめちぎっているなど不自然。
客は書かれている内容をよく見ているので、単に数が多ければいいのではなく、
信頼される対応をしっかり続けていくことが大切、ということが再確認されました。
今回も皆さんZoomのマイクやカメラ操作をスムーズに行っていただき、
参加者様同士の意見交換などもあって、あっという間の2時間でした。
お忙しい中、ご参加くださった皆さま ありがとうございました。
今回を持ちまして、今年のオンラインブロック勉強会は終了となりました。
交流会、講習会ともにご参加くださった皆さまありがとうございました。
コロナの状況により開催方式がどのようになるかは分かりませんが、
来年も情報発信や交流の機会が持てるよう検討してまいります。
12月14日(火)には、年末オンラインユーザー会を開催します。
10年先も勝ち残るためにも顧客目線の強化が必要になっている今、
『不動産会社が顧客に求められること』『顧客の要求に応えていくために何をするか』
Webマーケティングの観点や取り組みの事例を元に、今後の活動に気づきを得て
皆様の会社に落とし込んでいただく開催を予定しております。ぜひご参加ください。
@dream年末オンラインユーザー会
https://kouryu.at-dream.jp/onlinemeeting/