現在はSNSなどのコミュニケーションツールを使ったやりとりが増えていますが、
メールの利用者が減っているわけではなく、ビジネスでは今なお主流です。
第2回ブロック勉強会メインテーマが「メール追客」になっているので、
今回はあらためてメールの重要性について考えてみたいと思います。
メールは多くのメールサーバーが連携することで成り立つインターネット上の「仕組み」。
利用しているプロバイダーやキャリアなどの垣根に関係なくやり取りすることができ、
LINEなど企業が提供している「サービス」と違い、終了や仕様変更の心配もありません。
履歴が残って検索もしやすく、詳しい情報を伝えることにも適しているため、
ビジネスシーンを中心に、メールは今も広く活用されています。
総務省の調査によるとインターネット利用目的で最も多いのが「電子メール送受信」で、
ほぼすべての年齢層で高くなっていることが分かります。
また別の調査では、企業からの情報を受信しているチャネルとして、
「メール」の利用率が最多73.8%という結果も出ています。
メールは世代を問わずアプローチしやすい重要なツールと言えますね。
メールとSNS・・例えばLINEを比べた時、それぞれにメリットデメリットがあります。
メールは検索しやすく詳しい情報を伝えるのに優れ、データも残る反面、
反応はタイムリーにわかりませんし、送信したら取り消すこともできません。
一方でLINEはリアルタイム性が高く、気軽なやり取りも簡単にできますが、
長文に向かない、ブロックされやすい、添付データが残らないという面もあります。
メールだけでいい、LINEがあればいい。あるいはどっちがいい悪いではなく、
主に1対1のやりとりでコミュニケーションツールとして使う場合は、
相手のスタンスや伝えたい情報によって、上手く使い分けるのが大切です。
とはいえ、中長期にわたる顧客育成(覚えていてもらう、関係を築く)では、
メルマガや一括メール、ステップメールを活用した追客がまだまだ有効で、
最近は「メールマーケティング」として取り組んでいる企業も増えています。
次から次へと新規客を獲得することが以前にもまして難しくなっているので、
一度でも接点を持った顧客は大事。改めてメール追客を考えてみてください。
8月6日(火)に関東から始まる第2回のブロック勉強会のメインテーマは
「顧客化に欠かせないメール追客にあらためて取り組もう」となっています。
ぜひご参加ください。(9月以降の開催は順次、お申込み開始となります)