金丸信一オンラインセミナーダイジェスト

 

9/27(水)金丸信一オンラインセミナーが行われました。

 

「Googleの指針に合わせたHP運営」をテーマに45分間のLIVE配信でしたが、
今回はセミナー内容をダイジェストでお伝えします。

 

 

■良質なコンテンツとは

 

Googleは2011年のPandaアップデートから質の低いサイトの順位を下げ、
良質なコンテンツを評価し、上位表示する対策を実施してきました。

 

この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?
それとも素人によるものか?

あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?

ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?

引用:Googleウェブマスター向け公式ブログ

 

検索順位を上げるためにはGoogleの指針に従う必要があります。

 

「安全である」「役立つ情報がある」「適切な環境で閲覧できる」など、
Googleが重視するユーザーの利便性や満足度を考慮したサイト運営が必要です。

 

 

■常時SSLと対応するための費用

 

常時SSLとはサイト全体をhttps(暗号化)するセキュリティ手法のことで、
これまではカード決済や個人情報入力画面ではhttps化が求められていました。

 

しかしGoogle Chromeが10月から「HTTP 接続のセキュリティ強化を行う」と発表

 

ユーザーに不安を与えることによる機会損失を防ぐためにも、
「様子を見る」から「常時SSLには対応する必要がある」状況になります。

 

Canonet/HomeでSSL証明書を取得する場合は年間81,000円の費用がかかります。
また取得後はhttpからhttpsへリンク変更などの作業を行う必要があります。

 

 

■サイト内ブログの効果

 

良質なコンテンツを増やす手段のひとつとして、サイト内ブログがあります。

 

無料ブログで記事を書くのは、ブログサイトの価値を上げる手伝いをするようなもの。
せっかく書くなら自社サイト内にブログを設置して、自社サイトの価値を上げましょう。

 

 

■メールが起動するお問合せリンクに注意

 

「お問合せ」の文字をクリックするとメールが立ち上がるリンクはありませんか?

 

メールソフトがなければ使えなかったり、個人情報の意識も高まった現在は
機会損失を避けるためにもSSLフォームを利用することが主流となっています。

 

サイト内に「お問合せ」のメールリンクがないか確認してください。
もしあればITサポーターに相談して、フォームの検討をしてください。

 

 

■モバイルファーストインデックス

 

モバイルファーストインデックスは2016年11月にGoogleが発表した施策で、
「PCページの評価ではなく、スマホ向けページの評価で順位を決める」というもの。

 

実施が始まるとスマホ向けページを持っていない、SEO評価が低い場合、
順位が大幅に下がったり、検索結果に出てこなくなる可能性もあります。

 

まずはモバイルフレンドリーになっているかを確認してください。
なっていない場合は、すぐITサポーターに相談してください。

 

モバイルフレンドリーになっていれば、モバイルファーストインデックスの対策です。

 

前はとにかくスマホページを持っていれば良かったのですが、
スマホ向けページが評価される時代になると「あればいい」では厳しい。

 

1、スマホ専用HPを持つ (例:西京地所様)

2、WordPressでレスポンシブHPを持つ

3、自社HPを利用して世界で一つのレスポンシブHPを作る(例:グレイス不動産様)

 

いずれかの対応を早急にして、しっかりと対策をする必要があります。
3つともR&Lでご提供していますので、詳細はご相談ください。

 

 

■Googleの口コミ
 

Googleの口コミを知っていますか? 

 

Googleで検索された会社や店に対してユーザーが口コミ投稿できるものです。

 

口コミはGoogleだけでなく、食べログなどでも非常に影響が大きい。
良いコメントもあるが、悪評が多くなるとダメージは図りしれません。

 

 

※LIVE配信では実物をお見せしましたが、ここではモザイクの配慮をしています。

 

少し悪いのが混じるくらいは仕方がないが、多くは良いコメントというのがいい。
いや、そうじゃなければダメ! 

 

とにかく良いことを書いてもらえるような接客をしよう。
これからは「決めてくれない人」への対応も大事だということ。

 

 

■最後になりますが

 

 

常時SSLは必要になってくるので考えていかなければいけないこと。

サイト内ブログで良質なコンテンツを作るとサイトの評価を上げられること。

メールリンクのお問合せは機会損失につながるので改善した方がいいこと。

モバイルファーストインデックスに向けた準備を進める必要があること。

Googleの口コミも意識したサイト運営や接客をすることが大事だということ。

 

口コミ以外は有償にはなりますが、R&Lでも対応しています。

Googleの指針に沿って今の時代に合うサイト運営をしっかりしてください。

 

 

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ダイジェストでは残念ながらお伝えしきれない点もありますが、
参考にしていただけましたでしょうか?

さらなる内容詳細についてはR&LまたはITサポーターにお問合せください!

 

次回「金丸信一オンラインセミナー」は10月25日(水)を予定しています。

内容は今回と同じになりますが「是非ライブで見たい!」という方は
10月中旬以降、メルマガで詳細をお知らせしますのでご確認ください。

 

お忙しい中、今回ご視聴いただきました皆さま ありがとうございました!

 

 

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インターネット不動産業者交流会2017開催報告

インターネット不動産業者交流会2017

 

2017年5月16日(火)インターネット不動産業者交流会2017が開催されました。

今回はウェブ動向が新しい方向に変わりつつある節目に来ていることに加え、
LINE@セミナーへの関心も高く、朝からたくさんの方にご来場いただきました。

 

賃貸の部屋(午前)

賃貸午前の部屋

株式会社フロンティア技研 三浦様
佐萬不動産株式会社 佐久間様

 

ホームページをすでにレスポンシブ化しているパネラー2社様からは、
レスポンシブページへのリニューアル後、アクセスが増えたことや、
ブログをドメイン内に設置できるWordpressに変更して運営していること。

またSNS(TwitterやYoutube)の考え方や使い分け、工夫などに加え、
LINE@の活用と合わせて、注意している点についても触れられていました。

@dreamでは棟マスタを利用した独自の運用も一例として紹介されました。

 

売買の部屋(午前)

売買午前の部屋

有限会社アイエステート 赤山様
前橋住まいる 徳江様

 

売買午前の部屋では「反響を得られたきっかけ」「WordPressのホームページへ
リニューアルしたきっかけ」についての具体的な内容や考え方が発表されました。

ターゲットを女性に絞り、徹底したホームページを作りをして成果に結びつけたこと。

手を入れすぎて重くなり、モバイルフレンドリーに引っかかったことから発想を転換、
ブログも出来て、更新作業も素早くできるWordPressへのリニューアルを決めたこと。

また導入当初、反響は半年ゼロ、1年でやっと1、2件。それでも寝る間を惜しんで
あきらめずに物件登録を続け、1000件を超えたところからようやくアクセスが増えて
反響も出てきた、といった貴重な経験についても質疑応答の中で回答されました。

 

賃貸の部屋(午後)

ミカハウジング 郡司様
ミナージュ有限会社ミナミ住宅販売 増原様

 

自社を選んでもらうために何をすべきか考え、決めたことをコツコツと
やり続けていくことの大切さが語られたのは賃貸午後の部屋。

ターゲット傾向を分析し、ニーズのある物件を優先的に充実させていく工夫や、
エリアの絞り方、写真、間取り、コメントの充実、SNSを使ったアピールなど、
基本に真面目に取り組むことが反響につながるのだとお話しされていました。

また入居時にお花を贈ったり、誕生日や年始などにハガキを送るといった
忘れられないためのフォローも、次も選ばれるための工夫として挙がりました。

 

売買の部屋(午後)

売買午後の部屋

ひまわり不動産株式会社 小林様
ハーバルホーム株式会社 湯浅様

 

売買午後の部屋では具体的な取り組みに加え、その「取り組みの質」や、
「サイト運営に対する姿勢」といった点についても語られていました。

物件数やコメント充実に注力し、情報の質を高める続けることはもちろん、
写真への徹底したこだわり、ブログを継続することや、SNSの効率よい活用など
特別なことや奇をてらうのではなく、出来ることを本当に徹底してやる大切さ。
パートさんの作業分担やアナログ営業の併用なども含めたお話となりました。

 

「不満はすべてやってから」という言葉に衝撃を受けた方も多かったと思います。

 

 

選ばれる会社になるためには真剣に取り組み続ける必要がある。

 

8社様に発表いただいた内容は取り上げられたテーマや切り口こそ様々でしたが、
この点は必ず共通していて、それが出来ればこそ、反響や成果を得られるのだと
参加された皆さんに改めて再認識していただけたのではないかと思います。

 

TV撮影の取材を受ける場面もありました

 

当日は会場となったTKP市ヶ谷カンファレンスセンターに某TV番組の取材が入っていて、
分科会の様子の撮影他、弊社代表の金丸がインタビューを受ける一コマもありました。

 

全体会(モバイル対応について)

情報交換会

全体会は3部構成。

 

まずは主席コンサルタント斎藤から全国ブロック勉強会についてのご説明。

集客やサイト運営といったテーマを決めて、本音の議論が行われる勉強会を
自分で考えていてもわからない気づきやヒントを見つける機会にしてください。
反響を得るため、生き残るためにアンテナを高く持つことの大切さもお伝えし、
来週以降の東北、神奈川、近畿、九州エリアの開催もご案内しました。

 

そして次に今後のモバイル対応について。

PC/スマホまたはレスポンシブ化という主に2つの選択肢があることと合わせ、
現在開発中の@dreamレスポンシブ対応ページも少しだけご紹介しました。

またGoogleが強く求めている「質の高いコンテンツ」についても触れ、
評価を得るためには「手間を惜しまず情報を充実させる」ことが不可欠だが、
それは、これまで皆さんが取り組んできた真面目に一生懸命やることとイコール。
真剣な取り組みが今後の最善策になっていくことを改めてお伝えしました。

 

LINE@セミナー

LINE@セミナー

 

第2部は、LINE Business Partners 様による「LINE@活用セミナー」。

LINE@のサービス内容やアカウント体系の話だけにとどまらず、
メッセージでの情報配信は読んでもらえるメリットが高く、その後に
HP閲覧などのアクションにつながる確率も高く反応が良いという統計や
1:1トーク機能を利用すると問合せのハードルがグッと下がるといったことが
実際に導入されている店舗の事例を挙げながら具体的に紹介されました。

 

今やスマホユーザーのほとんどが日常的に使っているLINE。
エンドユーザーの行動のきっかけを作るツールとしてご提案いただきました。

 

金丸講演 テーマは「IotとAI」

 

Iotとは「Internet of Things」の略。「モノのインターネット」と訳されます。
すべての「モノ」がインターネットにつながることやその仕組みを表していて、
これにより生活やビジネスが変わるかもしれないというものです。

 

IotやAIが進んでいくと、取って代わられる色々なビジネスがなくなっていく。

不動産業界も、レインズ改修やビッグデータ公開、価格の透明化、
全国データベース構築などの流れから、今後の見通しが明るいものではなく、
先々は不動産会社が必要なくなってしまうことすら懸念される状況。

 

生き残るためには「賃貸管理を増やす」「売買の買客を取る」といった対策だけでなく、
1人1人がセンサーとなり新しい解を作っていくこと(レスポンシブへの挑戦など)、
そして得た知識や思いをみんなで共有して、消費者に伝えるブランドを作っていく・・

IotやAIが進んでいく世の中だからこそ、人と人とのつながりを大切に、
今後はさらに団結して乗り切っていきましょうというメッセージをお伝えしました。

 

情報交換会

情報交換会

 

情報交換会は今回もたくさんの方にご参加いただきました。

 

事例発表や全体会の内容についての意見交換が行われているテーブルや、
ブロック勉強会のエリアの仲間で集まって歓談されている場面なども見られ、
非常に盛り上がっての、あっという間の1時間半でした。

 

 

お忙しい中、また遠方からも多くの方にご参加いただきまして

本当にありがとうございました!!