第1回中部ブロックオンライン勉強会開催報告

 

7月8日(木)第1回中部ブロックオンライン勉強会が開催されました。

 

代表金丸のインタビューではオンライン化が進んでいる今、
今後どういうことを考え、何に重点的に取り組んでいくべきか
といったことをユーザー様へのメッセージも合わせてお伝えしました。

 

続いてショート講習では、年末のオンラインユーザー会のアンケート結果をもとに、
「効果的なGoogleマイビジネス活用のポイント」をおさらいも合わせてご説明しました。
また、年末にご紹介して興味を持たれた方が多かった360°バーチャル内見の撮影と
作成ができるアプリ「ノーダルビュー」についてもご覧いただきました。

 

サポーターからは@dream活用の紹介として、「ステップメール」機能やメールひな形や
固定キーの活用を実際のユーザー様にも事例のご協力をいただいてご紹介しました。

 

最後は「他の会社はどうしてた?気になる近況を聞いてみよう」ということで、
2社様にコロナ禍での影響や現在の状況などをお伺いしました。

 

まずは株式会社名正コーポレーション 中根様

 

コロナ以降、お客様から対面ではなくオンラインでやってほしいといわれることも増え、
Zoomでの接客を普通にやっています。こちらからオンラインでも対応しますよ?と
促すこともありますね。お客様自身がZoomなどに慣れてきて、オンライン接客に
抵抗が無い方が増えてる印象です。接客方法は来店時と同じ感覚でやっていて、
パソコンで画面共有して資料などを見せて対応したり、内見したい物件があれば、
タブレットをもってスタッフが現地から画面を見せながら案内したりしていますね。

 

お客様の動きとしては、元々ファミリーの住み替えの動きは少ないんですが、 
一時期は新婚や学生も減っていて結構厳しかったんですが、新婚や社会人の方は
住まいが必要なので、しびれを切らして探し出す方が出てきていて、
ここへきてまた反動で元に戻ってきている感じです。

 

エリアも会社の近くじゃなくても賃料が安いから郊外の方で探しに来た
という人もいますし、必ずしも名古屋中心部とかじゃなくてもいいとか、
会社が2拠点あってその中間がいいとか・・・テレワークの影響もあるようです。 

 

その代わりネット環境についてはうるさいというか、こだわる方が増えてます。
大学生は授業でネット速度は最低限これぐらいと指定があったりするみたいで、
光回線の速度はどのくらいか?という質問なども受けるようになってきたので
調べたりしています。そこが弱いとなかなか決まらない傾向ですね。

 

今後の取り組みとしては、売買の方になりますが、契約を関東の売主さんが来ずに
Zoomでつないで買主さんも集まってやったんですが、事前に売り主さんに先に押印をもらって
書類を作って送りかえしてもらうなど、いつも以上にスピード感をもってやる必要があったので、
電子署名とかに代わってくると楽になるのかなと思っているんですが、色々な規格があり、
どれにするのかとか考える必要がありますね。効率化などを考えるとオンライン接客以外に、
電子署名なども重要になるのかなと思っています。ただ会社によって規格が違ったり、
年配の方にはわからないということもあるでしょうし、ハードルはありますね。
ただBtoBの契約では電子署名化されてきているので、今後、進んでいくと思います。

 

2社目はFON不動産販売株式会社 深津様

 

焼津市で人口も多くないところ。危機感を抱くほどの感染者が出ていないこともあり、
エリアとして特に変わったというところはあまりないのですが、
アクリル板を置いたり、アルコール液を置くなど、もうマナーという感じで
対応していますが、お客様と接する数が減ったということはほとんどないですね。
オンライン接客はほぼないです。対応できないということもありますが・・・
オープンハウスなど催事ごとに関しては、世の中の雰囲気的なこともあり、
なるべく行かないほうがいいよねっていうところはあるようで来場自体は少ないです。

 

土地柄、必ずしも駅近の物件だけが人気ということもない車社会なので、
人気エリアが動いたという感じはないですね。この3月~5月までの契約件数は伸びて、
受託した物件の売却速度も速いですし、売れなかった物件がこのところで売れたりして、
数字的に単価が下がった面はありますが、契約件数は過去イチの多さですね。
コロナの影響なのかどうか、把握はできていないので他社のお話を伺いたいです。

 

県外の方から問い合わせをいただくケースが増えた気がします。
他県の年配のご夫婦が中古住宅を購入するという終の棲家として探すような
需要が出ているのかと思います。少し前は新幹線も止まって東京にも近く、
自然もあって住みやすいということで熱海がバブル状態だったんですが、
今回の災害があってはじけてしまうかもしれないですけどね・・・。

 

中根様、深津様ありがとうございました。

 

2社様にお話を伺った後、他社の状況を聞いてみたいということで、
グレイス不動産の鬼頭社長にも近況について伺いました。

 

深津さんのところと一緒で、契約は今年に入って1月から5月までバタバタ。
すごく物件が動きました。みんな最初はコロナで控えてたのが、
だんだん我慢できなくなって年末くらいから動いたんだと思ってます。

 

突然でしたがお話いただきありがとうございました。

 

オンラインということで、コンパクトに1時間強のお時間での開催でした。

 

当社も初めての試みとなるため、至らない部分もあったかと思いますが、
リアルの集まりが難しい間、情報発信の機会は継続していけるよう運営してまいります。

 

お忙しい中、ご視聴いただいた皆様ありがとうございました。
次回の開催は秋以降を予定しています。開催内容については未定ですが、
皆様のご意見を取り入れた企画を検討いきたいと思います。

 

 

第1回九州沖縄ブロックオンライン勉強会開催報告

 

6月24日(木)第1回九州沖縄ブロックオンライン勉強会が開催されました。
オンラインでの開催は初めての試みになりますが、20数社の方に参加いただき、
1時間強、5つのコンテンツをお送りしました。

 

まずは代表金丸のインタビューから。

 

コロナ禍による影響が色々な所に出ている中、こうした状況をどのように考えているか。
オンライン化が進んでいる今、これからどういうことに重点的に取り組んでいくべきか。
といったことを、dreamユーザー様へのメッセージも合わせてお伝えしました。

 

続いて、ショート講習では、年末のオンラインユーザー会のアンケート結果をもとに、
「効果的なGoogleマイビジネス活用のポイント」をおさらいも合わせてご説明しました。
また、年末にご紹介して興味を持たれた方が多かった360°バーチャル内見の撮影と
作成ができるアプリ「ノーダルビュー」についてもご覧いただきました。

 

サポーターからは@dream活用の紹介として、諸費用やフリー項目の活用を
賃貸・売買に分けて実際のユーザー様の事例を元にご紹介しました。
諸費用は売買では何も入れていない場合も多いと思いますが、金額は出さず、
必要になる項目名を入れて使っている方がいることや、フリー項目を使って
ハザード情報を登録しているケースもご紹介しました。
またステップメールやデータ分析などの機能もぜひご利用いただけるよう
顧客カルテのデータベース活用についてもお伝えしました。

 

そして最後は「他の会社はどうしてた?気になる近況を聞いてみよう」ということで、
2社様にコロナ禍での影響や現在の状況、そうした中で取り組んでいることなどを
お話いただきました。

 

まずは、おおともハウジング 与那城様。

 

コロナ禍の影響としては、賃貸の退去が圧倒的に減ってしまい、
新規も近隣に大学もあるのですがだいぶ減りました。動きは鈍いですね。
今年はオンライン授業は減っていると思いますが、うちはあまりないですが、
他社では授業がないからという大学生の退去が出ているという話も聞いています。
全体的に去年の345月に比べるとさすがに動きはありますが、沖縄に来る企業や、
宿泊のインバウンドの動きが少なくなってますし、今年も沖縄は5月から
緊急事態宣言下になっていて、やっぱりまだまだ厳しいです。

 

店舗・事務所の問い合わせは少し増えていますが、飲食店が閉まるんじゃないか、
空き店舗が増えるんじゃないかということで、それを狙った問い合わせが増えてる感じです。
ただ飲食店に限っては小規模の店は、支援金をもらいながら踏ん張っている状態なので、
空きはなかなかでない状況です。

 

うちは沖縄大学などがエリア内にあって県外からの問い合わせも多く、
物件探しや室内確認でオンラインの希望があったことから対応するようになりました。
オンライン内見は、スタッフが部屋だけでなく、窓の外の眺めや前面の道や周辺環境など、
室内写真で見れていない部分や、お客さんの気になるところを見て確認してもらえます。
顔も見ながらということで、物件だけでなく話をしながらオンライン内見できるのは
安心感もあり、Zoomを使うお客さんに限っては最終段階のラインということもあるので、
オンライン対応ができるということは契約にも結びつきやすいと思います。
県外のお客様に関しては今後も必要だと感じています。ホームページなどで
オンライン内見できるということもアピールしていこうと思います。

 

室内写真については、沖縄では業者間の協力をしていこうという意識があり、
撮影を断られることはあまりありません。360度画像のようなものも周りでは
少しずつ出てきているので、今後はそうしたものも必要だと思いました。

 

 

株式会社コントス 幸様。

 

昨年の11月~この2,3月までまったく動きがなく、それ以前に受託していた物件への
買いの方は反響もあったので持ち物件で処理はできましたが、売り客が取れないというか、
受託率が下がって相当厳しい状況が続いてましたね。既存のお客さんのところに行っても
玄関先で話してほしいとか、不特定多数の内見は来てほしくないといった空気があって
繁忙期なのにきつかったですね。

 

ただそんな中でもいつもやってること ポスティングなんかはコツコツ続け、
うちは相続不動産の相談を受けるような活動もしていたので、だんだん戻ったというか、
ぼちぼち4月くらいから受託が取れ始めて、買取の相談が増えてきています。
新築戸建ての着工数は増えていて、ずっと良かった。造成もやるんですが
少しいい場所で2区画くらい3月にポンと出したらお客さんがついて、そこからお客さんが
またきて他にありませんか?と いう状況で、売り控えの空気はありましたが、
新築は良かったみたいですね。買い控えはない感じです。金額も変化はないです。

 

コロナ以降に始めたのは、Zoom活用して相談できますというページを作り、
その周知をSNSなどを使って行ったり、実際に対応を始めたことですね。
ただ県外のお客様での対応は何度かありましたが、実際にZoom接客がメインに
なっているということではないので、選択肢の一つという感じです。

 

先ほどの金丸社長の話にもありましたが、こうしてリモートの実例が出て、
実際にこの経験をした以上、今後コロナの後の通常生活に戻っても
オンラインは定着していくと思っていかないと難しいと思っています。
そういう意味ではチャットボットなど、初期段階では人を介さずに
ある程度のことを知りたいというニーズに応える仕組みも必要になるので、
R&Lの方でそうした機能を持った商材をぜひ検討いただきたいですね。

 

 

2社様とも商圏の状況や世の中の流れに合わせた対応に取り組みながら、
これまで行っている活動をコツコツと続けることも大事にされています。
与那城様、幸様、お話いただきありがとうございました。

 

オンラインということで、コンパクトに1時間強のお時間での開催でした。

 

当社も初めての試みとなるため、至らない部分もあったかと思いますが、
リアルの集まりが難しい間、情報発信の機会は継続していけるよう運営してまいります。

 

お忙しい中、ご視聴いただいた皆様ありがとうございました。
次回の開催は秋以降を予定しています。開催内容については未定ですが、
皆様のご意見を取り入れた企画を検討いきたいと思います。