質のよいコンテンツを増やすのが大事! 定期的に更新するのも大事!
小手先のテクニックが通用しなくなった現在のSEO対策として、
「コンテンツの質と量」を考えていくことが大切と言われていますが、
具体的にどんなコンテンツを作って更新すればいいのでしょうか?
そこで今回はSEO対策や集客に有効なコンテンツ作成を考えてみたいと思います。
内容が古くなったり変わったりせず、価値を失わないコンテンツを
『エバーグリーンコンテンツ』(いつも緑=常緑)と言います。
エバーグリーンコンテンツはユーザーに有益な情報を提供し続けるため、
長い間、集客に役立つだけでなく、SEO的なメリットを得ることもできます。
質の高いコンテンツを作ろうとすると、専門的な内容を書くだけでなく、
分かりやすさや読みやすさも考える必要があるので、時間がかかります。
同じ時間をかけるなら、エバーグリーンコンテンツに取り組んでみましょう。
先々もずっと必要とされ、流行り廃りのないコンテンツにする必要があります。
SEO対策や集客に有効で、作りやすいコンテンツをいくつか挙げてみます。
○よくある質問
実際にお客様に聞かれた質問を優先して載せ、回答をしっかり書きましょう。
一人のお客様が疑問に思ったことは、他の多くのお客様にもあてはまるはずです。
不動産会社にとって当たり前のことでも、お客様が知っているとは限りません。
専門家らしく、でも誰にでもわかるような丁寧な回答を心がけましょう。
○お客様の声
お客様に感想をもらう流れを作って、掲載するコンテンツを作りましょう。
できるだけ手書きでもらい、画像として載せておくとやらせに見えません。
ただし、画像を並べただけではSEOや集客の効果につながりませんし、
手書きの文字は読みづらい場合も多いので、テキストでも掲載します。
○相談事例
実際にお客様にいただいた相談と、どのように解決したか事例紹介するページです。
一般的な疑問と違い、ケースバイケースの悩みや相談は検索しても解決しないため、
似たような内容があるだけで価値になりやすい上、安心や信頼にもつながります。
○不動産用語集
上の3つに比べると簡単に作成できる分、自社の運営に紐づいていないため、
エバーグリーンコンテンツとして効果を得るためには、少し工夫が必要です。
どこのサイトにも載っている一般的な用語はどこよりも詳しく説明したり、
あまり取り上げられない用語や少し難しい用語を分かりやすく解説するなど、
ここにしかない価値をつけて丁寧に作成するのがポイントになると思います。
たとえば「IT重説」「インスペクション」など。言葉を聞いたことはあっても、
よく知らなかったり、自分に関係あるのかすら気づけない場合もあったりします。
ユーザーへの貢献を考えながら作ると、質の高い用語集ができそうですね。
ご紹介したようなコンテンツを作るのは、はじめは大変かもしれませんが、
作ってしまえばネタ切れの心配もなく、月イチなど定期的な更新がしやすいです。
不動産に関する単語が自然に盛り込まれ、専門的な内容で文字数も増えるので、
コンテンツの質も上がり、検索にかかりやすくなって新規獲得も期待できます。
エバーグリーンコンテンツを作ったり、コツコツ更新したからといって、
直接、反響になるものではありませんが、SEO対策や集客にも貢献する上、
専門性や信頼性の向上などブランディングの面からも長期的に役立ちます。
3年後、5年後を視野に入れたサイト運営、質向上を考えていきましょう。