7月からChromeが全てのHTTPページで警告を表示!

 

以前より、Google Chromeがセキュリティ強化を行っていることや、
今後は常時SSL化が急務になるということをお伝えしてきましたが、
いよいよHTTPページ全てで、警告が表示されることになるようです。

 

私たちはここ数年間、サイトで HTTPS による暗号化を採用するよう強く働きかけることによって、保護されたウェブを目指してきました。そして昨年は、「保護されていません」と表示される HTTP ページを徐々に増やすことによって、HTTP サイトが保護されていないことをユーザーに理解してもらうよう努めてきました。2018 年 7 月に Chrome 68 がリリースされると、すべての HTTP サイトに「保護されていません」と表示されるようになります。Google ウェブマスター向け公式ブログ

 

 

 

 

Chrome64では、入力フォームがあるページで入力した時に警告が表示されるものの、
通常ページには出ないため、あまり気にしてないユーザーも多いかもしれません。
しかし7月以降、全ページで「保護されていません」が表示されるようになると
今より目につくので、不安に思うユーザーが訪問をためらう可能性も出てきます。

 

ビジネスでホームページ運営をしている以上、常時SSL化は避けて通れないし、
いつか対応するなら少しでも早く、今から積極的に行うことをお勧めします。

 

Googleは「httpよりhttpsのサイトを検索順位で優先する」としていますが、
今のところの影響はまだ小さく、目に見えて差が出ている感じはないので、
SEO的な観点ではなく「ユーザーからの信頼」を考えた判断がいいですね。

 

@dreamユーザー様も2月以降、常時SSL化を行う方が増えてきています。
来週から始まるブロック勉強会でも常時SSLについて取り上げられますので、
対応を検討されている方は、情報収集に是非ご参加いただければと思います。

 

常時SSL化の対応については、弊社までお気軽にご相談ください。

 

 

Googleアナリティクス「ユーザーサマリー」でザックリ把握

 

Googleアナリティクスは「サイトの抱える問題点や課題を見つけるツール」。
様々なデータを分析することで、サイト改善に役立てることが可能です。

 

理想は「自分で問題を見つけて対策を行い、改善できる」ことなのですが、
実際は「見ても分からない」から見なくなってしまう方も多いようです。

 

でもせっかくデータがあるのに「分からないから見ない」のはもったいない!
分析とか難しいことはさておき、まずはサイトの全体像を把握しましょう。

 

 

■ユーザーサマリー

 

「ユーザーサマリー」ではサイトの集客状況を知ることができます。
サイトに訪れるユーザーの状況や全体像をザックリ把握しておくと、
数値に急な変化が起きた時、すぐに気づくことができます。

 

 

左側ナビゲーション「ユーザー」>「概要」

 

 

ユーザーサマリー画面

 

セッション…ユーザーがサイトを訪問した回数
ユーザー…サイトにアクセスしたユーザーの数
ページビュー数…ページが閲覧された合計回数(PV数とも呼ばれる)
ページ/セッション…1セッション中に閲覧されたページビューの平均
平均セッション時間…1セッションの平均時間(平均滞在時間と言う場合も)
直帰率…1ページ見て離脱した訪問を直帰といい、その割合。
新規セッション率…サイト全体のセッションのうち新規訪問の割合

 

毎日、あるいは毎週など、定期的にユーザーサマリーを見ていると、
PV数が増えた、直帰率が悪くなったというような変化が掴めるようになります。
日ごとの増減を気にしても仕方ありませんが、「アレ、悪くなってきた?」に
まず自分で気づくことは大切です。定期的に見る習慣をつけてみてください。

 

 

■2期間での比較

 

1年前と現在、あるいは改善前と改善後など、2つの期間を比較してみることができます。

 

 

1) 期間選択をクリックします。デフォルトの集計期間は1週間になっています。

2) 期間を指定します。確認したい期間を選択します。

3) 比較期間の指定をします。「比較」にチェックを入れると、直前の同期間が選択されます。

4) 「適用」をクリックすると、2期間の比較データが表示されます。

 

 

「比較」時に「カスタム」を選ぶと、任意の期間を選択することもできます。

 

 

■まとめ

 

まずは自社サイトの集客状況をしっかり把握することから始めましょう。
最初はアレコレ見なくても大丈夫。決めたデータを継続して見るだけ!

 

サイトの集客状況を意識している状態になるのはとても良いこと。
そして「何となくアクセスが下がった」という漠然としたことではなく、
何の数値がどのくらい落ちたのか、具体的に把握することもすごく大切。
なぜならフワフワしているより、効率的に対策が進められるからです。

 

まだGoogleアナリティクスを活かせていないな・・と思われる場合は、
ぜひ、ユーザーサマリーをじっくり見ることから取り組んでみてください。