Google Maps Platformの適用開始が7月16日に延期

 

先日お伝えしたGoogle Maps APIが2018年6月11日から刷新される件ですが、
開始時期が7月16日に延期されることになったようです。

 

Google Maps Platform ”Important Updates”

 

ザッと翻訳すると、Google Maps Platformのサービスは6月11日に開始したが、
準備期間を設けるため、条件や料金プランの適用は7月16日まで有効にならない。

 

と書かれています。

 

前回のブログでは6月11日までに請求先アカウントとAPIキーを紐づけが必要と
お伝えしましたが、この延期により7月16日までに行えばよいことになります。
7月16日以降、Googleマップが表示されなくなったということがないよう
早めにAPIキー取得と請求先アカウントの紐づけを行っておくことをお勧めします。

 

尚、同内容には「6月11日からAPIキーの使用を強制する」とも書かれていて、
APIキー無しの場合は、今後、Googleマップの表示がおかしくなったり、
エラーで表示されなくなる可能性があることに変わりはありません。

 

今後もGoogleマップを利用する場合はAPIキーの取得が必要ですので、
お早めにAPIキーを取得して、必要な設定を行うようにしてください。

 

Google Maps APIが刷新!6月11日までに必要な設定

 

米国時間 5月 2 日、「Google Maps Platform」という新サービスが発表されました。

 

Google Maps Platform の提供を開始 : Google マップのビジネス利用がさらに進化Google Developers

 

Google Maps PlatformとはGoogle Maps APIに変わる新しいサービスの名称。
Google Maps APIを利用している方は、5月3日に英文メールが届いていると思います。

 

 

Google Maps APIはウェブ上でGoogleマップを利用するために必要なサービスで、
以前より、1日あたりの利用量に応じた価格やプランが設定されていたのですが、
料金体系が複雑だったため、単純化して課金方法も刷新したというのが概要です。

 

大規模サイトや利用者の多いウェブサービス・アプリなどでない限り、
一般的なサイトであれば、これまでも無料の範囲で利用できていたはずですし、
今後も同じ利用量であれば、基本的に無料枠で利用できると思われます。

 

ただし、Google Maps Platformでは、月額無料の範囲であったとしても、
6月11日までに、請求先アカウントとAPIキーを紐づける必要があります。
この設定を行わないと、Googleマップ が表示されなくなる可能性があるようです。

 

また APIキー無しのGoogleマップ表示も6月11日以降はサポートされなくなり、
現在、表示されていたとしても、エラー表示になってしまうようです。

 

※【6月12日更新】サービス開始が7月16日に延期されました。

 

今後もGoogleマップを利用するなら設定の確認やAPIキーの取得が必要です。
必要な手続きや手順の詳細を確認しておきましょう。

 

 

■APIキーを持っている場合

 

APIキーとアカウントを紐づけ、アカウントに支払い情報を登録します。

 

APIキーを取得したGoogleアカウントにログインして、Transition Toolをクリック。
Projectが表示されていることを確認して手続きを進めてください。

 

 

 

※このように表示されない場合、ログインしているGoogleアカウントが間違っているか、
APIキーがないことが考えられます。アカウントやAPIキー有無の確認をしてください。

 

尚、支払金額の上限設定をしておくこともできますので、
気になる方はそちらも合わせて設定を行ってください。

 

Google Maps PlatformのAPI 使用の上限設定 

 

 

■APIキーがない場合

 

Google Maps APIキーを取得して、@dreamに設定を行ってください。
APIキー取得後は、支払い情報の登録も行う必要があります。

 

APIキーの取得についてはこちら

@dreamへの設定は静的ページはこちら動的ページはこちら

 

 

■まとめ

 

Googleは具体的に、支払い情報を登録しないとどうなるという明言はしていませんが、
Google Maps API の使用を継続するには、請求先アカウントの設定が必要と言っています。

 

気づいたらGoogleマップが表示されなくなっていた という場合があることも想定して、
まずはAPIキーの有り無しを確認することから、早めに行っていただくようお勧めします。