米国時間 5月 2 日、「Google Maps Platform」という新サービスが発表されました。
Google Maps PlatformとはGoogle Maps APIに変わる新しいサービスの名称。
Google Maps APIを利用している方は、5月3日に英文メールが届いていると思います。
Google Maps APIはウェブ上でGoogleマップを利用するために必要なサービスで、
以前より、1日あたりの利用量に応じた価格やプランが設定されていたのですが、
料金体系が複雑だったため、単純化して課金方法も刷新したというのが概要です。
大規模サイトや利用者の多いウェブサービス・アプリなどでない限り、
一般的なサイトであれば、これまでも無料の範囲で利用できていたはずですし、
今後も同じ利用量であれば、基本的に無料枠で利用できると思われます。
ただし、Google Maps Platformでは、月額無料の範囲であったとしても、
6月11日までに、請求先アカウントとAPIキーを紐づける必要があります。
この設定を行わないと、Googleマップ が表示されなくなる可能性があるようです。
また APIキー無しのGoogleマップ表示も6月11日以降はサポートされなくなり、
現在、表示されていたとしても、エラー表示になってしまうようです。
※【6月12日更新】サービス開始が7月16日に延期されました。
今後もGoogleマップを利用するなら設定の確認やAPIキーの取得が必要です。
必要な手続きや手順の詳細を確認しておきましょう。
■APIキーを持っている場合
APIキーとアカウントを紐づけ、アカウントに支払い情報を登録します。
APIキーを取得したGoogleアカウントにログインして、Transition Toolをクリック。
Projectが表示されていることを確認して手続きを進めてください。
※このように表示されない場合、ログインしているGoogleアカウントが間違っているか、
APIキーがないことが考えられます。アカウントやAPIキー有無の確認をしてください。
尚、支払金額の上限設定をしておくこともできますので、
気になる方はそちらも合わせて設定を行ってください。
▼Google Maps PlatformのAPI 使用の上限設定
■APIキーがない場合
Google Maps APIキーを取得して、@dreamに設定を行ってください。
APIキー取得後は、支払い情報の登録も行う必要があります。
APIキーの取得についてはこちら
@dreamへの設定は静的ページはこちら、動的ページはこちら
■まとめ
Googleは具体的に、支払い情報を登録しないとどうなるという明言はしていませんが、
Google Maps API の使用を継続するには、請求先アカウントの設定が必要と言っています。
気づいたらGoogleマップが表示されなくなっていた という場合があることも想定して、
まずはAPIキーの有り無しを確認することから、早めに行っていただくようお勧めします。