6月24日(木)第1回九州沖縄ブロックオンライン勉強会が開催されました。
オンラインでの開催は初めての試みになりますが、20数社の方に参加いただき、
1時間強、5つのコンテンツをお送りしました。
まずは代表金丸のインタビューから。
コロナ禍による影響が色々な所に出ている中、こうした状況をどのように考えているか。
オンライン化が進んでいる今、これからどういうことに重点的に取り組んでいくべきか。
といったことを、dreamユーザー様へのメッセージも合わせてお伝えしました。
続いて、ショート講習では、年末のオンラインユーザー会のアンケート結果をもとに、
「効果的なGoogleマイビジネス活用のポイント」をおさらいも合わせてご説明しました。
また、年末にご紹介して興味を持たれた方が多かった360°バーチャル内見の撮影と
作成ができるアプリ「ノーダルビュー」についてもご覧いただきました。
サポーターからは@dream活用の紹介として、諸費用やフリー項目の活用を
賃貸・売買に分けて実際のユーザー様の事例を元にご紹介しました。
諸費用は売買では何も入れていない場合も多いと思いますが、金額は出さず、
必要になる項目名を入れて使っている方がいることや、フリー項目を使って
ハザード情報を登録しているケースもご紹介しました。
またステップメールやデータ分析などの機能もぜひご利用いただけるよう
顧客カルテのデータベース活用についてもお伝えしました。
そして最後は「他の会社はどうしてた?気になる近況を聞いてみよう」ということで、
2社様にコロナ禍での影響や現在の状況、そうした中で取り組んでいることなどを
お話いただきました。
まずは、おおともハウジング 与那城様。
コロナ禍の影響としては、賃貸の退去が圧倒的に減ってしまい、
新規も近隣に大学もあるのですがだいぶ減りました。動きは鈍いですね。
今年はオンライン授業は減っていると思いますが、うちはあまりないですが、
他社では授業がないからという大学生の退去が出ているという話も聞いています。
全体的に去年の345月に比べるとさすがに動きはありますが、沖縄に来る企業や、
宿泊のインバウンドの動きが少なくなってますし、今年も沖縄は5月から
緊急事態宣言下になっていて、やっぱりまだまだ厳しいです。
店舗・事務所の問い合わせは少し増えていますが、飲食店が閉まるんじゃないか、
空き店舗が増えるんじゃないかということで、それを狙った問い合わせが増えてる感じです。
ただ飲食店に限っては小規模の店は、支援金をもらいながら踏ん張っている状態なので、
空きはなかなかでない状況です。
うちは沖縄大学などがエリア内にあって県外からの問い合わせも多く、
物件探しや室内確認でオンラインの希望があったことから対応するようになりました。
オンライン内見は、スタッフが部屋だけでなく、窓の外の眺めや前面の道や周辺環境など、
室内写真で見れていない部分や、お客さんの気になるところを見て確認してもらえます。
顔も見ながらということで、物件だけでなく話をしながらオンライン内見できるのは
安心感もあり、Zoomを使うお客さんに限っては最終段階のラインということもあるので、
オンライン対応ができるということは契約にも結びつきやすいと思います。
県外のお客様に関しては今後も必要だと感じています。ホームページなどで
オンライン内見できるということもアピールしていこうと思います。
室内写真については、沖縄では業者間の協力をしていこうという意識があり、
撮影を断られることはあまりありません。360度画像のようなものも周りでは
少しずつ出てきているので、今後はそうしたものも必要だと思いました。
株式会社コントス 幸様。
昨年の11月~この2,3月までまったく動きがなく、それ以前に受託していた物件への
買いの方は反響もあったので持ち物件で処理はできましたが、売り客が取れないというか、
受託率が下がって相当厳しい状況が続いてましたね。既存のお客さんのところに行っても
玄関先で話してほしいとか、不特定多数の内見は来てほしくないといった空気があって
繁忙期なのにきつかったですね。
ただそんな中でもいつもやってること ポスティングなんかはコツコツ続け、
うちは相続不動産の相談を受けるような活動もしていたので、だんだん戻ったというか、
ぼちぼち4月くらいから受託が取れ始めて、買取の相談が増えてきています。
新築戸建ての着工数は増えていて、ずっと良かった。造成もやるんですが
少しいい場所で2区画くらい3月にポンと出したらお客さんがついて、そこからお客さんが
またきて他にありませんか?と いう状況で、売り控えの空気はありましたが、
新築は良かったみたいですね。買い控えはない感じです。金額も変化はないです。
コロナ以降に始めたのは、Zoom活用して相談できますというページを作り、
その周知をSNSなどを使って行ったり、実際に対応を始めたことですね。
ただ県外のお客様での対応は何度かありましたが、実際にZoom接客がメインに
なっているということではないので、選択肢の一つという感じです。
先ほどの金丸社長の話にもありましたが、こうしてリモートの実例が出て、
実際にこの経験をした以上、今後コロナの後の通常生活に戻っても
オンラインは定着していくと思っていかないと難しいと思っています。
そういう意味ではチャットボットなど、初期段階では人を介さずに
ある程度のことを知りたいというニーズに応える仕組みも必要になるので、
R&Lの方でそうした機能を持った商材をぜひ検討いただきたいですね。
2社様とも商圏の状況や世の中の流れに合わせた対応に取り組みながら、
これまで行っている活動をコツコツと続けることも大事にされています。
与那城様、幸様、お話いただきありがとうございました。
オンラインということで、コンパクトに1時間強のお時間での開催でした。
当社も初めての試みとなるため、至らない部分もあったかと思いますが、
リアルの集まりが難しい間、情報発信の機会は継続していけるよう運営してまいります。
お忙しい中、ご視聴いただいた皆様ありがとうございました。
次回の開催は秋以降を予定しています。開催内容については未定ですが、
皆様のご意見を取り入れた企画を検討いきたいと思います。