2021年5月Google がランキングに導入するページ エクスペリエンス シグナル

 

以前の記事で、Googleが2021年以降に検索結果のランキング要素に取り入れると
発表した「コアウェブバイタル」についてお伝えしました。

 

2021年からGoogleランキング要因に追加される指標3つ
2021年からGoogleランキング要因に追加される指標3つ
先日、Googleが「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」という新たな指標を発表しました。 2021年以降には、検索結果のランキング要素のひ
2020-06-18 15:00

 

 

このコアウェブバイタルを含めた「ページエクスペリエンス」シグナル(信号)が
2021年5月から導入されます。ページエクスペリエンスとはユーザー体験のこと。
Googleが何をどう見て評価にしていくのか、おさらいも含めて見ていきましょう。

 

 

Core Web Vitals コアウェブバイタルとは

 

コアウェブバイタル(ウェブに関する主な指標)とは、ユーザー体験の向上を目的とした
Googleの取り組みの中で、特に重要とされる3つの指標を指しています。
3つの指標とは「速度」「応答性」「視覚的安定性」のことで数値で評価されます。

 

LCP (Largest Contentful Paint)  

直訳すると「最大コンテンツ描画」。ページの表示速度を測る指標です。
ウェブサイトはユーザーがURLをクリックすると、画像やテキストなどが読み込まれ、
コンテンツが表示されます。この時、ページ内で一番大きな要素が表示されるまでに
かかった時間を「LCP」として表します。読込開始から2.5秒以内が理想のようです。

 

FID (First Input Delay)

応答性がどうか、ユーザーの操作に反応するまでの時間を測る指標です。
ユーザーが最初にページを操作(クリック・タップ・テキスト入力など)した時、
ブラウザがその操作に反応するまでにかかった時間が測定されます。
優れたユーザー体験を提供するには1/100秒(0.1秒)以下が理想とのことです。

 

CLS (Cumulative Layout Shift)

視覚の安定性を測る指標です。レイアウトのズレが発生してる場合、
CLSとして計測されます。0.1未満が理想とされています。

 

レイアウトのズレとは、例えば読み込みの遅い画像が多かったりなどのせいで、
表示される時にガタンガタンと大きなまとまりで下にズレていくような場合。
クリックしようとしたら画面がずれて違うボタンを押してしまった・・・
という状態のサイトだと、CLSの数値が高くなってしまうということです。

 

 

横文字が並ぶととっつきにくい部分もありますが、簡単に言うと

 

1、どれくらい早くコンテンツが表示されるのか

2、ユーザーのアクションへの反応がどれくらい早いか

3、コンテンツの表示速度のせいで表示がズレていくことがないか

 

という点も評価の基準に加えますよ、ということなんですね。
モバイルファーストインデックス(MFI)で検索順位の評価基準が
スマホ用ページになるので、スマホサイトは特に気にしたいところです。

 

 

ページエクスペリエンスシグナルとは

 

ページエクスペリエンスとはユーザー体験のこと。

 

ページ エクスペリエンスとは、ユーザーがウェブページで操作を行った際の、情報そのものの価値以外に関するエクスペリエンスの尺度となるシグナルのセットです。これには、ウェブに関する主な指標(ページの読み込みパフォーマンス、インタラクティブ性、視覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する指標のセット)が含まれます。また、モバイル フレンドリー、セーフ ブラウジング、HTTPS、煩わしいインタースティシャルに関するガイドラインといった既存の検索シグナルも、これに含まれます。google検索セントラル

 

ユーザーにとって快適でストレスなく、安全で安定したページが求められていて、
Googleはそれらを「ユーザー体験」として2021年5月から評価の一つに加えるということです。

 

Core Web Vitals以外の4つの要素はすでにランキング要因になっていますが、
おさらいもふまて、改めて確認しておきましょう。

 

 

 

●モバイルフレンドリー

サイトがスマートフォン対応になっていること

 

セーフブラウジング

危険や悪意、虚偽のコンテンツがないこと

 

HTTPS

サイトがSSL対応(安全な接続で提供)されていること

 

インタースティシャルがない

閲覧の邪魔になるようなものがないこと(コンテンツを覆う広告などのこと)

 

これら4つの要素はすでにランキング要因として評価の対象になっています。

 

ユーザーにとって使いやすい優れたサイトを評価しようとする意図ですから、
「スマホ対応」「SSL化」を行って、「見やすく安全」であることが大前提。
その上で今後はCore Web Vitals(速度・応答・安定)も考えていくことになります。

 

 

今後のサイト運営への影響は? 気を付けることは?

 

実際の導入後、ランキングにどのような影響が出るのかはわかりませんが、
上記の7要素は「ページ体験度」といった側面を評価するためのもの。
検索順位を決める要因は他にも多くあるので捕らわれすぎないようにしましょう。

 

ページエクスペリエンスのすべてのコンポーネントは重要ですが、ページエクスペリエンスの一部の側面が不十分な場合でも、全体的に最高の情報を持つページを優先します。優れたページエクスペリエンスは、関連性の高い優れたコンテンツを上書きするものではありません。ただし、コンテンツが類似している複数のページがある場合、ページのエクスペリエンスは検索での表示にとって非常に重要になります。google検索セントラルブログ

 

ページ体験度の指標より優れた情報を持ったコンテンツを上位表示する。
同じようなコンテンツがある場合は指標の評価が高い方を上位表示する。

 

ということなのでこれまでどおり良質なコンテンツの作成や維持をしっかり行うこと。
これまでSEOとして取り組んできたことを続けながら、ページ体験度も意識してください。

 

自社サイトをスマホで見て、パッと表示されるか、サクッと動くか、カクカクしないか
確認しておくことはもちろん、重たい画像があれば入れ替えるなども必要ですね。
MFIによってスマホページが評価されるので、モバイルフレンドリーになっているか。
SSL対応がサイト全体できちんとできているかも、改めて確認しておきましょう。

 

自分ですぐに出来ることから確認・改善・対策していくことが大切だと思います。

 

 

ページエクスペリエンスシグナルまとめ

 

2021年5月に導入されるページエクスペリエンスシグナルについてお伝えしました。

 

検索順位にいきなり大きな影響はないとしても、そもそも表示が遅い、動作が重い
といったサイトでは直帰率や離脱率が高く、反響につながりづらくなるので、
SEO以外の点でもユーザーが好む快適なサイトに進化することは重要になります。

 

今後はユーザーに役立つコンテンツ(コンテンツの質)だけでなく、
サイトで提供するユーザー体験の質やその向上も意識していきたいですね。
ページエクスペリエンス(ユーザー体験)の意味を覚えていただき、
今後のサイト運営の中に、ぜひ反映させていってください。

 

 

 

2021年新年のご挨拶

 

謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 

旧年中の格別のご温厚に改めて深謝し、
本年も引き続きご高配を賜りたく謹んでお願いを申し上げるとともに、
皆様の本年のご活躍、ご多幸を心より祈念申し上げるしだいです。

 

今年で@dreamも発売から20年目となりました。

 

この20年の間にも様々な危機がありましたが、昨年から始まったコロナ禍は、
リーマンショック以上に我々の仕事、暮らし、そして価値観まで変えてしまいました。

 

仕事は会社に行ってするもの。勉強は学校に行ってするもの。営業は会ってするもの。
1月には新年会。春には新入社員歓迎会。夏には暑気払い、年末には忘年会。
書類の判子まで、何もかもなくなってしまいそうです。

 

しかし、それはもしかしたらコロナ渦がなくても、いずれなくなる運命だったのかもしれません。
インターネットの普及と通信レベル(5Gや6G)の向上は、コロナがなくても同じような
社会の変化を促したはずです。問題はそれが強制的にいきなりやってきたので誰もが混乱し、
将来を見渡せなくなっていることです。従来の姿に戻ることを前提にこれからのことを
考えている人がまだまだ多いと思いますが、もうこの流れは止まらないでしょう。

 

一方でインターネット不動産に取り組んできた不動産会社にとっては、
大きなチャンスがやってきたとも言えます。テレワークや非対面での営業は
そもそもインターネット不動産の特徴ですし、デジタル庁の創設と自治体のデータベースの統合は、
業務効率を格段に上げる可能性を持っています。

 

インターネット不動産で成功する秘訣は、ロングテールとデータの蓄積です。
対面では対応できない数のお客様を長期にわたって追客できるロングテールと、物件も顧客情報も、SNSも。
すべて入力したデータが残り、その蓄積がある一定のレベルを超えた時、広告や駅前店舗などの
来るか来ないかわからないお客様に頼る従来営業から抜け出すことができるのです。

 

皆様には@dreamの仲間がいて、その成功体験を聞くことができます。
現在の成功者も、かつては先輩ユーザーから教わったことを実践した後輩だったからこそ、
成功体験を教えてくれるのです。

 

1人で悩むことなく、みんなで協力してこのコロナ禍を乗り切る。
その場所を提供し、情報を広く伝える。

 

それが今年のリングアンドリンクの役目だと思います。
オンラインも駆使して皆様の業務に役立つ企画を作っていきますので、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2021年1月 
リングアンドリンク株式会社 
代表取締役社長 金丸信一