第2回北海道・東北ブロック勉強会開催報告(2018)

 

9月11日(火)第2回北海道・東北ブロック勉強会が仙台で開催されました。

 

参加ユーザー様は5社と少なめでしたが、ゲストとして東京ブロックキャプテンの
南部不動産 遠藤社長にも参加いただき、少人数ならでは中身の濃い勉強会となりました。

 

北海道・東北ブロックの勉強会は全2回開催なので、2回目のテーマである
「反響を取るためのホームページのポイントを改めて確認しよう」に加え、
「最新のSEO動向とGoogleアナリティクスで改善策を考えよう」と他ブロックでは
3回目のテーマとなっている内容も合わせてご説明しました。

 

休憩を挟んだ後半は、遠藤社長から日々の日課についてお話しいただきました。

 

Google ChromeのスタートページにGoogle Analytics、運用しているSNS、
SEOチェキなど設定しておき、Google Analyticsの数字チェック、SNSの更新、
SEOチェキで検索順位の確認を毎日、欠かさずしているそうです。

 

 

そして続けて、南部不動産のホームページ運営についての説明へ。

 

物件を探すサイトから「南部不動産にお任せください」というコンセプトへ移行。
スマートフォンページも特にファーストビューを意識した作りにして、
問い合わせをもらえるような対策をしたことで結果も出ているそうです。

 

さらに遠藤社長から参加ユーザー5社様のHP診断もスタート。
お忙しい中、各HPをご確認いただき、的確なアドバイスをくださいました。

 

・ファーストビューを意識したHP運営
・不動産実務に対してのアドバイス

・HPの動きをもたせる為のSNSの活用と配置

 

 

ここからディスカッションにも発展して活発な意見交換も行われ、
終了時間を少しオーバーしてしまうほど、充実した勉強会となりました。

 

 

 

勉強会後の懇親会は3社様のご参加でしたが、こちらも大変盛り上がりました!

 

お忙しい中、参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

 

2018年度の北海道・東北ブロック勉強会開催はこれで最後となります。
次は年末の@dream DAYでお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

【参加いただいた皆さま】
東京ブロックキャプテン 南部不動産 遠藤直史様

ライラック不動産 佐竹朋子様
株式会社トラスト・マン 伊原勝幸様
丸善不動産株式会社 吉田隆様
すずき不動産 鈴木由紀恵様
株式会社不動産企画室 土地屋 小関 芳重様

 

ちょっと差がつくコメントを書くコツ

 

ブロック勉強会やdream DAYでも、度々話題に挙がっているとおり、
不動産会社のホームページである以上、物件情報の充実はとても重要です。

 

物件写真の量や質、物件数など他にも選ばれるためのポイントはありましたが、
今回は物件コメントの充実と説明の工夫について考えてみたいと思います。

 

物件写真もやっぱりユーザー目線が大切だった!
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物件写真の充実している不動産会社が選ばれやすい傾向にある昨今、 写真を載せるのはもちろん、枚数を載せることも当たり前になっています。 物件や不動産
2017-12-22 15:00

 

ユーザーが不動産会社を選ぶポイントはコレ!
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問合せる不動産会社は年々減っているでは、反響をもらうためには、 選ばれる3社に入っている必要がある、ということを確認しました。 ちょっとした所を差別化し
2018-02-22 15:30

 

 

ユーザーが不動産会社に求めるもの

 

物件写真の質や数、物件数は「不動産会社を選ぶ際のポイント」としての回答でしたが、
今回は「不動産会社に求めるもの」についてのアンケート結果を見てみましょう。

 

不動産会社に求めるものは?またその中で特にポイントになるものは?不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)

 

こちらのデータを見ると賃貸・売買とも特にポイントになるものも含めて、
1位は「正確な物件情報の提供」、2位は「物件に対する詳細な説明」となっています。

 

ということは、たとえキレイな写真をたくさん載せていたとしても、
正確な情報や詳細な説明がなければ、選ばれる可能性は低いということになります。
反響を取るためには、やはりコメントの充実も欠かせないということです。

 

 

コメントを充実させるコツと工夫

 

まず「正確な物件情報の提供」のため、物件情報をできるだけ詳しく登録します。
その上で「物件に対する詳細な説明」として、コメントを充実させていきましょう。

 

■詳しい説明を入れると文字数も自然に増える

 

よく言われることですが、「自分の言葉でしっかり入れることが本当に大切!
物件についてはもちろんのこと、近隣環境なども細かく書いてあげることで、
自分が実際、そこに住んでいるイメージで具体的に考えることができるからです。

 

【改善前】

コメント 生活至便!日当たり良好!閑静な住宅街

【改善例】

コメント イオン、市民病院、コンビニ、ドラッグストア、○○小学校、ガソリンスタンドなど徒歩5分圏内で、本当に便利な生活環境です。南向きで前は道路で抜けているので1年を通して日当たりがよく、1階のお部屋でも1日明るいのでインテリアが映えそうです。お庭ではガーデニングが楽しめそうですね!大通りから1本入った住宅街なので、車の音も気にならず静かにお過ごしいただけます。

 

「生活至便」の一言では、どう便利なのか伝わらない上、人によってとらえ方も異なります。
どんな風なのか、どう見えるのかといった情報を意識して盛り込んでみましょう。

 

■表現や言い回しの工夫で印象が変わる

 

良いことをしっかりアピールするのはもちろんですが、一般的にデメリットになる点は
本当のことを書きつつ、マイルドあるいはポジティブな表現を心がけてみてください。

 

【改善前】 

コメント 所沢バイパス沿いのため車の音は聞こえます。築年数が古く全体に和風なので気にする方にはお勧めできません。

 

【改善例】

コメント 所沢バイパス沿いのため交通量が多い朝夕は車の音が気になるかもしれません。築年は古いですが和風のお部屋は広めで、押し入れや天袋などの収納も多くて便利です。レトロな雰囲気や和テイストが好きな方にはお勧めです♪

 

ネガティブな表現や否定的な言い回しを使うと、実際以上の悪い印象を与えてしまいます。
メリット・デメリットの感じ方や条件の優先度は人それぞれということも考慮しましょう。

 

 

まとめ

 

良質なコメントを書くには物件の他、周辺環境もよく見なければならないし、
自分の言葉で詳しく書こうと思えば、それなりの時間もかかります。

 

でもユーザーが「物件に対する詳細な説明」を求めている以上、
「やる」「やらない」が大きな差になるのは間違いありません。

 

物件の魅力をしっかり伝えて、反響につなげていきましょう。