サイトやコンテンツの更新を意識しよう

 

更新と聞いて「毎日アップロードしているから大丈夫!」と思っていませんか?

 

ここでの更新とは「アップロードする」ことや「更新日付を変える」ことではなく、
「コンテンツの追加や修正などメンテナンスをして情報を最新にする」ことを指します。

 

毎日アップロードして物件情報を新鮮な状態にすることももちろん大切ですが、
@dream以外のページの更新についても気にしておきたいところです。

 

今回はSEO的にも大切なサイトやコンテンツ「更新」について考えていきましょう。

 

 

■更新されていない場合のデメリット

 

いつ見ても同じまま、情報が古くなっている、履歴やブログが止まっている・・
こうしたサイト上の更新がないことで、様々なデメリットが考えられます。

 

1、訪問者の印象が悪くなる

営業してるのかな? やる気がなさそうだな。ちゃんと対応してくれなさそう・・
更新のないサイトやコンテンツが与える印象はそのまま会社の評価になります。

 

2、リピーターが作れず反響につながらない

どうせ新しい情報ないでしょ? いつ見ても前と同じだから見る必要ないよ・・
更新のないことは、ユーザーが訪問する意欲を失わせる大きな原因です。

 

3、トラブルやクレームの元になる

扱いのない物件、何かの説明が変わった、営業日が変わったのにそのまま放置・・
更新がないことで信頼を失ったり、トラブルやクレームにつながる可能性もあります。

 

4、順位が落ちる可能性

新しい方がユーザーに役立つ可能性が高いため、Googleは情報の鮮度も見ています。
更新がない、更新頻度が低いのは低評価になり、徐々に順位に影響していきます。

 

 

■具体的な更新作業

 

更新するということは、何もせずアップロードすることではありませんから、
小手先ではなく、具体的な作業をする必要が出てきます。

 

1、古いコンテンツのリライト

世の中で新しく話題になったり追加された情報をユーザー視点で書き足したり。
昔と少しルールが変わって今は微妙に違っている古い情報を修正したり、
あるいは長いこと同じままのデザインやレイアウトを今風に変えて直したり。

 

分かりやすい例では、会社概要やスタッフ紹介、よくある質問のようなページ。
何年も前からホントに全く変わりませんか? 付け足すこともないですか?
見た目にしても今の時代のユーザーにとって見やすく探しやすいものなのか?

 

こうした見直しをして、今あるページをリライトしていくことで情報が更新され、
同時に「必要なのに質が低いページ」の改善をすることもできます。

 

リライトする時はコンテンツメインの部分でしっかり行うようにしましょう。
ヘッダーのメニュー文字を少し変えるとか、タイムスタンプを直しただけとか、
小手先のリライトではユーザーはもちろん、Googleの評価にもつながりません。

 

 

2、新しいコンテンツを増やす

 

新しく出てきた情報について書かれたオリジナルのコンテンツを作成したり、
サイト内ブログでコンスタントに記事(ページ)を追加していくようにしたり。

 

新しいコンテンツを継続的にずっと作っていくのは難しいことなので、
サイト内ブログはページ数を増やす以外にも有効な手段ということになります。

 

内容の薄いコンテンツをただ作るでは質の低いページを増やしてしまいます。
オリジナルコンテンツを増やす時はユーザーに役立つ情報を心掛けましょう。

 

 

■更新についてのまとめ

 

これまで更新をあまりしてこなかった場合、自社よりも後から立ち上げたり、
リニューアルした他社の方が新しい充実した情報を載せている可能性が高いもの。

 

今は検索順位が悪くなくても、アクセスや問い合わせがそれなりにあっても、
複数のサイトを見ているユーザーは簡単に比較することができますし、
古いコンテンツは評価が下がるので、やらないといずれ抜かれるかもしれません。

 

コンテンツを古いまま放置せず、必要に応じたメンテナンスを心掛ける必要がある

 

ということを意識して、古いコンテンツのリライトなど出来ることから始めましょう。

 

リアルなユーザーの目も検索ロボットも、新鮮で正確な詳しい情報を好みます。
出来るだけ最新のコンテンツが提供できるサイト運営を心掛けてください。

質の低いページ見直しでサイト全体の質を底上げ

 

自社サイト内の質の低いページについて考えたことはありますか?

 

スモールワードを意識したり、文字数Titleやdescriptionを見直すなど
コンテンツの質を上げるための前向きなSEO対策を行っていくと同時に、
質の低いページを見つけて適切な対応をしていくことも大切です。

 

トップページなど主要ページのSEO対策だけしっかりやっていても、
サイト内に質の低いページが多ければ平均点が下がってしまうので、
サイト全体の評価が低くなってしまう可能性を残すことになります。

 

ページにより明らかなムラがないように対処しておきましょう。

 

 

◆質の低いページとは?

 

ここでいう質の低いページとは、長らく放置されて更新も無いようなページのこと。

 

・画像ばかり、または文字がほとんどないページ(中身がない)

・キーワードを詰め込むなど昔のSEO対策のままのページ(ペナルティの恐れ)

・テストでアップした後もそのままにしている意味のないページ(重複になる)

 

特に何年も前に作ってアップしたきり、存在すら忘れているページが要注意です。

 

 

◆質の低いページの確認

 

FTPクライアントを接続して、サーバー側をチェックする方法があります。

 

同じような名前、更新日付が古い、内容が思い浮かばないようなファイルは
質の低いページに該当する可能性があります。実際の中身を確認しましょう。

 

 

例えば上記の例では、index.htm(トップページ)やkoe.htm(お客様の声)編集時、
確認用に名前を変えてアップしたファイルがそのまま残っていることが分かります。

 

link.htm(相互リンクページ)については2012年から更新した形跡がありません。
トップページからのリンクを切っただけで、サーバーから削除されていませんでした。

 

mikoukai.htm(未公開説明ページ)は今もサイトで使っているページなのに、
キーワードを不自然に詰め込んだ2013年当時のSEO対策のままでした。

 

 

◆質の低いページへの対処

 

ファイル自体の削除

テストでアップした名前が違うだけで中身が重複しているファイルや、
リンク集ページのように不要なファイルはサーバーから削除しましょう。

※削除前には必ず中身の確認をしてください。

 

 

ファイルの見直しや修正

今も必要で使っているのに長らく放置しているようなページは、
古いSEO対策の見直して、コンテンツの質を上げるための修正をします。

 

キーワードの詰め込みを直し、Titleやdescriptionも内容に合うものに整えます。
また画像ばかりのページや文字数が少ない場合は、オリジナル文を追加して
文字を増やして情報を充実させるなど、質の底上げをしておきましょう。

 

 

◆まとめ

 

ページ数は多い方がSEO的に有利な面があると言われてはいますが、
質の低いページばかりでは逆効果。サイト全体の評価を下げかねません。

 

質の低いページの見直しは、これから常時SSL化を進める際はもちろん、
モバイルファーストインデックスに向けても、必ず行うことになります。

 

サイト運営が長くページ数が多い人ほど、見直しや対処に時間がかかるので、
質の低いページの確認から早めに始めていくようにしましょう。