第1回関東ブロック勉強会開催報告(2018)

 

4月10日(火) 2018年の勉強会が関東ブロックからスタートしました。
1回目のメインテーマは「常時SSL化とモバイルファーストインデックスを正しく理解しよう」。

 

まずはキャプテンのクリエートハウジング角田社長、副キャプテンのフロンティア技研三浦様より
ご挨拶頂き、初参加の中部エース様、フロンティアエステート様、ファインアシスト様から
自己紹介をしていただきました。

 

午前中は@dreamの操作講習会を実施。

 

2018年2月のバージョンアップで追加された新機能を中心に説明させていただきました。

 

午後は今回のメインテーマ「常時SSL化とモバイルファーストインデックス」について、
約1時間ほど説明させていただきました。

 

2018年3月27日、Googleはモバイルファーストインデックス(以下MFI)導入開始を発表。

 

そのことをお知らせするととも、MFIとは何か、
MFIに対応するために何が必要なのか?をお伝えしました。

 

スマホ普及率が7割を超える現状を踏まえ、新しくHPをリニューアルする、
コンテンツを追加するといった場合はスマホサイトの構築をどうするか考え、
その後、パソコンページをどうするかを考えていく時代です。

 

スマホ向けページがない、あっても初期状態のまま手つかずではダメで、
今後はスマホ向けページしっかり運営していく必要があることを、
参加された皆さんに確認していただきました。

 

続いて常時SSL化について。

 

常時SSL化とはどういうもので、なぜ必要なのか? 
httpサイトとhttpsサイトで何が違うのか? といったことと合わせ、
SSL証明書を取るための費用などについてもご説明しました。

 

エンドユーザーの約8割が「https」かどうか確認しているというアンケート結果をご紹介。
Google Chormeが2018年7月のバージョンアップ以降、httpサイト全てで警告表示するため、
今後は必須の対応と言えます。メモを取っている方も多く、すでに検討されている方や、
改めて必要と認識された方も多く見受けられました。

 

その後は恒例のディスカッションタイム。

 

キャプテンの角田社長から「スマホサイトをリニューアルしてから、
スマホからの問い合わせが95%になっているという事例をお話しいただき、
スマホページの必要性や運用に力を入れていくことが話題になりました。

 

スマホページはあるものの、手を加えていない状態の方も多いことから、
スマホページに力を入れていくこと、分かりやすさ見やすさを考えて
作って言った方がいくべき、といったアドバイスが出ていました。

 

続いては「デジタルとアナログ」というテーマで副キャプテンの三浦様から
自社で実施しているアナログ対応について事例発表がされました。
ユーザーのHPを見れば「デジタル」な部分の運用は見えても、
「アナログ」で対応している部分はなかなか共有できないので、
ユーザー間で共有していきましょうというのが目的です。

 

申込書の書き方をまとめたページや書面を作って分かりやすくしたり、
「お客様の声」の取得率を上げるためのアンケートの取り方、
図面にQRコードを付けてスマートフォンサイトへの誘導している
といった表からは見えにくい部分の工夫をお話しいただきました。

 

ハーバルホーム様からは、売却を取るためにチラシを投函し、
逆に依頼を受けたら近隣エリアに物件を預かっていることをチラシで配り、
売却を考えた時に相談してもらえるようアピールしているといった事例を
ご紹介いただきました。

 

最後はサイト運営や反響についての近況や悩みについての意見交換。

 

反響を取るための工夫として、物件ありきでしっかりコンテンツを作ることや、
ブログやSNS、Youtubeなどの活用や、基本的なSEO対策をしっかり行うこと。
新しいコンテンツを作成したり、HPを少しずつリニューアルしていくと、
変更するごとにアクセスが良くなっていく といったアドバイスも出ました。

 

ディスカッションの最後に、キャプテン角田社長から次回の勉強会について
少子高齢化について考えていきたい、議題を持って来てほしいという件と合わせ、
今回は発言する人が少なく、本音の話が出来なかったことが残念・・
せっかく参加しても傍観するだけでは「勉強になった」で終わってしまう。
有意義な会にしたいので、次回はもっと積極的に発言をしてほしいです、
と言った言葉がありました。

 

次回の開催は7月。「反響を取るためのHP」がテーマとなりますので、
効果があった施策の事例はもちろん、HPで気になっていることなどを
お持ちいただき、ぜひ活発な会にしていただければと思います。
弊社の方でもディスカッション形式や進行など、さらに工夫してまいります。

 

 

 

勉強会後の懇親会にも多くの方にご参加いただきました。
お忙しい中、参加くださった皆さま。どうもありがとうございました。

 

 

【参加いただいた皆さま】

関東ブロックキャプテン 株式会社クリエートハウジング 角田秀則様
関東ブロック副キャプテン 株式会社フロンティア技研  三浦勝様

ハーバルホーム株式会社  湯浅貴裕様
株式会社カサハラらんどホーム  笠原貞一様
前橋住まいる  徳江 梓様
オネストワン株式会社  小笠原有理様 田中一永様 高田由紀子様
サワダ企画有限会社 野村政美様
株式会社杜丸不動産  森田尚宏様 水落 彩香様
株式会社福田  福田照男様
有限会社リアライズ  早川雄昌様
ひまわり不動産株式会社  増澤京子様
株式会社ファインアシスト  橋本剛様
田村ハウジング株式会社  田村健太郎様 田村美智子様
坂戸不動産株式会社  水沼勝平様
株式会社中部エース  川端明人様
株式会社たくみ総合企画  羽生利夫様
有限会社アール・イー・ビー  加藤剛様
株式会社 カナエ・アドバンス  叶内衛様 叶内美千代様
株式会社川の手不動産  赤熊晋一様
伊勢崎住まいる 木暮あかね様
株式会社ミトモ地所  水柿昌之様
株式会社K・ドリーム  小暮泰記様
有限会社 加藤屋商店  藤原八千代様

 

 

7月からChromeが全てのHTTPページで警告を表示!

 

以前より、Google Chromeがセキュリティ強化を行っていることや、
今後は常時SSL化が急務になるということをお伝えしてきましたが、
いよいよHTTPページ全てで、警告が表示されることになるようです。

 

私たちはここ数年間、サイトで HTTPS による暗号化を採用するよう強く働きかけることによって、保護されたウェブを目指してきました。そして昨年は、「保護されていません」と表示される HTTP ページを徐々に増やすことによって、HTTP サイトが保護されていないことをユーザーに理解してもらうよう努めてきました。2018 年 7 月に Chrome 68 がリリースされると、すべての HTTP サイトに「保護されていません」と表示されるようになります。Google ウェブマスター向け公式ブログ

 

 

 

 

Chrome64では、入力フォームがあるページで入力した時に警告が表示されるものの、
通常ページには出ないため、あまり気にしてないユーザーも多いかもしれません。
しかし7月以降、全ページで「保護されていません」が表示されるようになると
今より目につくので、不安に思うユーザーが訪問をためらう可能性も出てきます。

 

ビジネスでホームページ運営をしている以上、常時SSL化は避けて通れないし、
いつか対応するなら少しでも早く、今から積極的に行うことをお勧めします。

 

Googleは「httpよりhttpsのサイトを検索順位で優先する」としていますが、
今のところの影響はまだ小さく、目に見えて差が出ている感じはないので、
SEO的な観点ではなく「ユーザーからの信頼」を考えた判断がいいですね。

 

@dreamユーザー様も2月以降、常時SSL化を行う方が増えてきています。
来週から始まるブロック勉強会でも常時SSLについて取り上げられますので、
対応を検討されている方は、情報収集に是非ご参加いただければと思います。

 

常時SSL化の対応については、弊社までお気軽にご相談ください。